科目名 老年看護学実習T

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
1 2 後期開講 梅本充子、木村暢男、山本さやか

テーマ
高齢者の生きてきた歴史を踏まえ、コミュニケーションを通して、健康問題や障害を抱えながらも地域で生活している対象を理解する。

科目のねらい
<キーワード>
コミュニケーション  高齢者の理解
地域生活  社会資源

<内容の要約>
ディサービスに訪れる高齢者の日常にふれながら、高齢者の身体的・心理的・社会的特徴を把握し、個別性に応じたコミュニケーションを実践する。その中で、高齢者が生きてきた時代的背景や生活史が、生活や健康に及ぼす影響を知ることで「その人らしさ」を理解する。また、ディサービスの見学を通して、高齢者の在宅生活支援における社会資源の役割と意義について学習し、高齢者と家族を取り巻く保健・医療・福祉ネットワークの現状について知ることができる。

<学習目標>
高齢者の発達段階を理解し、加齢による機能低下や疾病、障害を持ちつつ自立を目指し生活する高齢者の理解を深めることができる。
高齢者に感心を持ち、適切なコミュニケーションの方法を用いて関係を築くことができる。
高齢者と家族を取り巻く保健・医療・福祉ネットワークの現状を知り、社会資源の意義と活用について考えることができる。
主体的に実習に取り組み、老年看護学への興味と関心を持つことができる。

授業のながれ
1日目:午前中は学内で実習オリエンテーション、午後は施設を訪問しディサービスの構造や設備について学ぶ。
2日目:ディサービスにおける高齢者の生活を見学し、一日の流れやサービス内容を理解する。また、複数の高齢者とコミュニケーションをとる。
3日目:ディサービスにおいて、高齢者の生活環境や生活内容等に関してコミュニケーションを図り、個々の高齢者への理解を深める。
4日目:ディサービスにおいて、高齢者の生活史、考え方、価値観等に耳を傾け、高齢者のそれまでの人生と現在の状況の繋がりを考えることができる。
5日目:学内で実習の振り返りを行い、自己課題学習に取り組む。
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準備学習の内容・学ぶ上での注意
実習においては、高齢者に対する尊厳と感謝の念を持ち、失礼のないようにコミュニケーションをとり、関係づくりを進めて下さい。施設実習の前には、ディサービスと介護保険制度、高齢者とのコミュニケーション、高齢者の身体的・心理的・社会的特徴に関する事前学習を課しますので、実習1日目に必ず提出して下さい。実習終了後にも、実習記録と振り返りのレポートを提出して下さい。

本科目の関連科目
老年看護学概論、老年看護方法論、人間関係論、老年看護学実習U、老年看護学実習V

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
0%
0%
0%
0%
100%
評価表を用いて評価します。

テキスト
□テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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