科目名 精神看護学概論

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 後期開講 長江 美代子

テーマ
精神看護は、こころの問題を抱えるあらゆる人々を癒し、サポートする中でその成長を促す看護活動である。

科目のねらい
<キーワード>
心のメカニズム  心理社会的視点
ライフステージ

<内容の要約>
精神看護が、こころの問題を抱えるあらゆる人々を癒し、サポートする中でその成長を促す看護活動であることを理解する。精神を病むことにおける歴史的背景、法制度、人権擁護の考え方、こころの健康とはたらきについて理解するための基礎理論、心理社会的な視点からの対象理解、生活の場とこころの健康、ライフステージに応じた看護について学習する。

<学習目標>
精神医療と看護の歴史、精神医療に関連する倫理、法律、制度について学ぶ。
心のメカニズムについて主要な概念の基礎知識について説明できる。
心理社会的な視点から対象を理解できる。
生活の場とこころの健康について理解できる。
ライフステージに応じた看護について説明できる。

授業のながれ
精神医療と看護の歴史的変遷
精神障害の基本的な考え方1:こころの健康とは
精神障害の基本的な考え方2:対象を社会的側面から理解する
精神医療をめぐる法律
看護の倫理と人権擁護
精神看護の目的と技術
ライフサイクルとメンタルヘルス
家族の発達とメンタルヘルス
脳の構造と機能
ストレスと危機
生活の場におけるメンタルヘルス1:学校・職場・地域
生活の場におけるメンタルヘルス2:家庭内の暴力とトラウマ
嗜癖と依存:当事者から学ぶ
心理社会反応の概念:不安、怒り
精神保健活動とリハビリテーション

準備学習の内容・学ぶ上での注意
講義予定の内容に該当する教科書の内容を事前に読む。講義中はメモやノートを取り、講義が終わったら復習しながらまとめ、自分のノートを作成する。
講義には積極的に参加し、質問・意見・感想を述べる。

本科目の関連科目
基礎看護学、成人看護学、老年看護学、地域看護学、公衆衛生看護学、生理学、病理学、心理学、社会学、人類学など

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
10%
10%
35%
40%
5%
 

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>出口 禎子 <テキスト名>ナーシング・グラフィカ精神看護学@・情緒発達と看護の基本 <出版社>メディカ出版
<著者>出口 禎子 <テキスト名>ナーシング・グラフィカ精神看護学A・精神障害と看護の実践 <出版社>メディカ出版



(C) Copyright 2016 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。