科目名 ろう文化と手話

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 前期開講 武田 太一

テーマ
ろう者が日常的に用いる日本手話を学習し、日本語とは異なる文法体系であることを知る。ろう者の行動様式や言語などを含むろう文化を知ることで、文化の異なるもの同士の関わりについて考える。

科目のねらい
<キーワード>
日本手話  ろう文化
ろう者  マイノリティ

<内容の要約>
聴覚障害を有している者の中にはろう者と呼ばれ、日本手話を日常的に用いる。手話による挨拶、自己紹介などを習得しろう者を含む聴覚障害者とのコミュニケーションを図れることを目指す。また、ろう文化を知ることでマイノリティ文化の理解を深める。

<学習目標>
1、手話で自己紹介ができる
2、手話で簡単な会話ができる
3、日本手話と日本語の違いを理解することができる
4、ろう文化を通してマイノリティ文化を理解することができる

授業のながれ
1.オリエンテーション(あいさつ、基本単語)
2.名前、指文字、家族
3.手話の歴史
4.日付、数字、自己紹介
5.ろう教育の現状と課題、地名の表現
6.ろう者の生活、1日の生活
7.世界の手話言語、1週間の生活
8.聴覚障害者・ろう者が利用出来る社会資源、1年の生活
9.小テスト&レポート
10.人工内耳について、交通手段
11.聴覚障害学生の情報保障、学問の表現
12.手話文学
13.場所の表現
14.手話言語法
15.学習のまとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
教員は音声日本語ではなく手話で講義を進めます。講義を耳で聞き取るのではなく、目で追うようにしてください。手話実技の時は手の形に集中するのではなく、顔の動きも意識して上半身を動かしましょう。質問は出席票あるいは講義終了後に教員に直接聞いてください。

本科目の関連科目
聴覚障害者の理解と支援

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
40%
20%
0%
40%
0%
講義への出席、受講態度、小テストやレポート、期末試験をもとに総合評価します。

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>木村晴美 市田泰弘 <テキスト名>はじめての手話 初歩からやさしく学べる手話の本 <出版社>生活書院



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