科目名 家族社会学

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 後期開講 新城 優子

テーマ
現代家族を考える

科目のねらい
<キーワード>
格差・不平等  社会化
ネットワーク

<内容の要約>
家族に関わる理論や概念を学ぶことで、客観的に家族について考えるきっかけを作ります。また、さまざまな統計データや新聞記事をもとに、現代家族の特徴や諸問題について理解し、考察します。

<学習目標>
現代家族の特徴や諸問題を知り、家族とはどんな存在であるかを理解できる。
社会学的な視点で家族について考えることができる。
統計データを正しく読むことができる。
家族に関するデータを読むことで、問題を抱えた家族にどのように支援することが必要かを考えることができる。

授業のながれ
社会学とは何か
家族とは何か
恋愛と結婚―配偶者選択過程―
「結婚」の社会的意味
離婚・再婚
法と家族
夫婦関係論
親子関係論(1) 親子関係の歴史―「子ども」の誕生―
親子関係論(2) 現代の親子関係、子どもを産めないこと・産まないこと
家族内の地位と役割(1) 家族内のパワー・バランス
家族内の地位と役割(2) 家族を「演じる」ということ
家族内の地位と役割(3) 映画にみる家族
少子・高齢社会
社会保障と家族
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
家族とは何か、考えたことはありますか。あなたにとって家族とはどのようなものですか。家族はかけがえのないものかもしれません。でもそれが自明だとするならば、どうして虐待が起きたり、赤ちゃんポストに乳児が置かれることがあるのでしょうか。また友達の家に遊びに行ったとき、「うちとは違う」と思ったことはありませんか。それはどのようなことでしたか。この授業では、一度これまで自分が思っていた「家族」に関する主観を捨て、客観的に学ぶことをしたいと思います。「家族とはこうあるべきである」という理想ではなく、概念を使って家族について考えます。そのためにも、一度「家族とは何か」考えてみて下さい。初回の授業で記入してもらう予定です。

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他

40%

45%
15%
毎回授業の最後にリアクション・ペーパーという課題を課しますので、nfu.jpの「レポート」欄から提出してください。そのリアクション・ペーパーと15回(1回1点)中間レポート2回(20点×2回)、期末試験で総合的に評価します。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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