家族社会学

科目名	家族社会学

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
2	1	後期開講	末盛　慶

テーマ

家族に関わる諸事象を、社会学的な視点で読み解くことを学ぶ

科目のねらい

＜キーワード＞
社会学　　近代家族
ジェンダー　　セクシュアリティ
貧困

＜内容の要約＞
本講義の目的は、家族社会学とはどのような学問であるかを理解し、現在起きているさまざまな家族に関する諸事象を社会学的な視点から読み解くことです。社会に流通する＜常識＞を疑い、社会のあり方には実は「さまざまな可能性」がありうることを学びます。そして、私たちはこれからどのように生きていくべきかに関する知的基盤を作ることが本講義の目的になります。

＜学習目標＞
家族社会学の基本的なキーワードを理解することができる。
社会学的な視点が説明できる。
ジェンダー、セクシュアリティに関する現代的問題に関する社会学的な見識を持つことができる。
親密性やバイオレンス問題に関する社会学的な見識を持つことができる。
今後の家族のありようを考える上での知的基盤をつくることができる。

授業のながれ

家族社会学のプロローグ―社会学的な視点とは
家族の概念と歴史
近代家族とは何か？
結婚・パートナーシップの社会学
ジェンダーの視点
セクシュアリティと家族―トランスジェンダーをめぐって
セクシュアリティと家族―同性愛と同性婚
ドメスティック・バイオレンス
デートDV
前半の復習
子育ての社会学―概説
子育ての社会学―貧困との関連
子育ての社会学―里親里子を考える
ワーク・ライフ・バランスと現代家族
全体のまとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意

・講義は、配布するレジュメにそって行う予定です。・本講義では、みなさんが「社会学的にものを考える」ということを重視しています。できるだけわかりやすく説明したいと思います。ただ一部難しい内容を講義する場合もあるので、みなさんの「きちんと講義を聴く」という姿勢が大切です。毎回、レジュメを配布します。

本科目の関連科目

「社会学」「地域社会学」「ジェンダー論」

成績評価の方法

課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
その他

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50％
50％

・授業の終わりに「感想文」という形で出席をとります（成績に反映します）。・成績は基本的に定期試験（レポートの予定）で評価します。

テキスト

□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定（最初の授業で指示する）