科目名 思春期のセクシャリティ

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 前期開講 伊藤 修毅

テーマ
思春期におけるセクシュアリティを学び、考える

科目のねらい
<キーワード>
思春期  セクシュアリティ
性教育

<内容の要約>
まず、思春期・セクシュアリティという概念を確認した上で、セクシュアリティ(性と生)の多様性と基本的知識について学びます。次に、セクシュアリティに関わる様々な事項を学習し、自らのセクシュアリティをみつめ、これからの人間関係の在り方を検討します。そして、将来、子どもに関わる仕事をめざすという立場から、セクシュアリティに関する事柄を「次世代に伝える」ということについて考えます。

<学習目標>
セクシュアリティについて基本的な理解をし、子どもの発達における「思春期」の重要性を確認することができる
思春期以降のセクシュアリティ関する様々な事柄を学び、自らのセクシュアリティをみつめることができる
自らのセクシュアリティを学び、これからの性的な人間関係の在り方を主体的に考えることができる
セクシュアリティに関する様々を次世代に伝える(教える、支援することを含む)ことへの意欲をもつことができる

授業のながれ
オリエンテーション―「思春期」と「セクシュアリティ」
性の多様性:飯田亮瑠さん(GID当事者)
絶対おさえたい性の知識と態度@―思春期以前編:新崎道子さん(愛知性教協・元小学校教諭)
絶対おさえたい性の知識と態度A―思春期真っ只中編:新崎道子さん(愛知性教協・元小学校教諭)
中間まとめ@−こころとからだの多様性と変化
セックスと避妊・性感染症:三尾美紀さん(岐阜性教協:元保健師)
デートDV:具ゆりさん(フェミニスト・カウンセラー)
セクハラと性暴力:具ゆりさん(フェミニスト・カウンセラー)
過酷な状況におかれている子どもたち:東みすゑさん(元寄宿舎指導員・保護司)
中間まとめA−人間関係とセクシュアリティ
性の自己理解とマスターベーション:小田切孝子(HIVとともに生きる会)
セクシュアリティの“幸せ”ガイド:関口久志(京都教育大学)
障害児・者のセクシュアリティを育む(性教協障害児・者サークル)
中間まとめB―性教育の国際標準
総まとめ―半期を通しての振り返り

準備学習の内容・学ぶ上での注意
・セクシュアリティの学びは、誰かにおしつけられるものではなく、自ら考えながら習得していくものです。講師のお話しを「じぶんなりに」受け止めることを大切にしてください。
・この講義のために、たくさんのゲスト講師の方が来てくださいます。大学生として失礼のない態度で受講してください。講義中に私語をしない、携帯電話等を使用しない、居眠りをしないなどの最低限のマナーを守れない方は、履修しないようにお願いします。

本科目の関連科目
ジェンダー論

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
40%
0%
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60%
0%
・毎時間、講義の感想等を記入したコミュニケーションペーパーを提出してもらいます(40%)
・第15回講義時に筆記試験を行います(60%)

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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