科目名 健康情報演習V

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
1 2 前期開講 渡辺 崇史

テーマ
ものづくりを通して生活支援機器の適合方法・活用方法の基礎を学ぶ

科目のねらい
<キーワード>
ものづくり  生活支援機器
福祉用具  障がい者支援
支援技術

<内容の要約>
福祉用具を含む支援技術は,高齢の方や障害のある人にとって,なくてならない生活を豊かにする重要なものである.より有効に利用されるためには,個々人のニーズに合わせて調整,改造,製作するための知識が必須である.本演習では,比較的入手しやすい各種材料を用い,製作演習を通して学ぶ.また,障害のある人の活動拡大を支援するために,コミュニケーションやスイッチを使った製作演習を行い,および道具や機器を有用に利活用するための視点も養う.

<学習目標>
基本的な工作方法の知識と技術を修得して実践できる
製作改造による支援機器や福祉用具の適合方法に関する基礎を理解して実践できる
福祉用具を活用した障害のある人の活動を支援方法について検討し,自分の考えを述べることができる

授業のながれ
オリエンテーション,安全に作業するための心構え
基本的な工具・測定器の使い方,福祉用具に用いる要素部品の種類と使い方
工作に必要な図面の見方,描き方の基本
樹脂加工(プラスチック材料の基礎知識,加工と取り扱い方法)
事例検討(1)(プラスチック材料を用いた福祉用具の製作)
事例検討(1)(プラスチック材料を用いた福祉用具の製作)
金属加工(金属材料特性の基礎知識,加工と取り扱い方法)
事例検討(2)(金属材料等を用いた福祉用具の製作)
事例検討(2)(金属材料等を用いた福祉用具の製作)
事例検討(3)(視線コミュニケーション,透明文字盤の製作と活用方法)
電気加工(電気部品の知識,ハンダ付け,配線作業の基礎)
事例検討(4)(操作スイッチ製作と福祉用具への活用方法)
事例検討(4)(操作スイッチ製作と福祉用具への活用方法)
事例検討(5)(操作スイッチ接続アダプタの製作,おもちゃの改造と活用方法)
まとめ,テクノロジーウォッチング(身近で便利な機器道具やサービス)

準備学習の内容・学ぶ上での注意
・履修には実習材料費(1,500円)が必要です
・製作改造を通して,生活支援機器の適合方法や活用方法を学びます.興味のあることや不明点は,自ら進んで調べ,知識や技術を深めるようにしてください.
・本科目は「福祉用具プランナー」対応科目です.

本科目の関連科目
福祉用具論,リハビリテーション工学の他,社会福祉・リハビリテーション関連科目全般

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
45%
45%


10%
課題の達成度,演習に取り組む姿勢も評価します.遅刻はしないように時間厳守のこと

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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