科目名 介護総合演習V

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 後期開講 武田 啓子、藤原 秀子

テーマ
介護実習指導Vでは、総合的に利用者を理解し介護実践を行う知識・技術を学ぶ。また、事例研究の意義を理解し、事例研究の進め方を習得することをねらいとする。

科目のねらい
<キーワード>
介護実践  介護過程
介護観  ケーススタディ
研究的姿勢

<内容の要約>
介護実習Vの目標に沿った実習指導を行う。個人ワーク・研究活動を通し、自己の介護観を養うとともに自分が展開した介護実践を客観的に振り返り、学習効果をまとめる。本科目は介護実習Vとの組み合わせの学びとする。
介護実習V終了後は、介護実習での成果を総合的にまとめ発表することで基礎的な研究姿勢を学ぶ。

<学習目標>
対象者の健康レベルに応じた、介護福祉士としての関わりを思考できる。
介護福祉士である専門識者としての自覚をもち、倫理に基づいてチームの一員として活動するために思考し、判断することができる。
受け持ち利用者の介護過程が展開し、ケーススタディとしてまとめることができる。
実習目標に照らして自己評価し、介護福祉観を明確にすることができる。
研究・発表を通し論理的思考や他者への伝達能力を高めることができる。

授業のながれ
第1講 介護実習Vの目標の理解
第2講 実習先の理解
第3講 介護過程の復習:介護実習Uの事例を用いて
第4講 リスクマネジメント
第5講 介護観とは
第6講 ケーススタディとは
第7講 グループ面接
第8講 個人票指導
第9講 介護過程到達度確認テスト
第10講 実習施設事前訪問
第11講 介護実習直前オリエンテーション
第12講 実習中指導(1):介護過程及び実習記録など
第13講 実習中指導(2):介護過程及び実習記録など
第14講 実習後指導:介護過程及び実習記録など
第15講 介護実習Vのまとめ
第16講 ケーススタディ指導(1)
第17講 ケーススタディ指導(2)
第18講 ケーススタディ指導(3)
第19講 ケーススタディ指導(4)
第20講 ケーススタディ指導(5)
第21講 発表準備 
第22講 ケーススタディ発表会
第23講 中間のまとめ
第24講 介護観指導(1)
第25講 介護観指導(2)
第26講 介護観指導(3)
第27講 介護観指導(4)
第28講 発表準備 
第29講 介護観発表会
第30講 全体のまとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
介護総合演習Vは介護実習Vを効果的に行うための事前指導と介護実習Vの体験を振り返る事後指導が含まれている。
介護実習Vに行くためには、原則として全日程を出席しなければならない。また、介護実習Vに行くためには授業内に行う介護過程到達度確認テストに合格することが求められる。
介護実習V終了後に、学びを集大成として、介護実習での内容を自己洞察し、自己の介護観を明確にする。また、介護実習Vで実践した介護過程を研究的視点でまとめる。
この2点について、まとめるために必要な資料は事前に準備しておくこと。

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
0%
50%
0%
0%
50%
@出席状況
Aレポート提出
B記録内容
C介護過程到達度確認テスト

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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