科目名 フレッシュマンイングリッシュU−1

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
1 1 前期開講 高橋 すみれ

テーマ
英語を通して子どもが学ぶ人との関係性や学びの環境について考える。

科目のねらい
<キーワード>
developing different ways of learning English  reading and interpreting sentences
learning in practices and performances  cultivating emotional literacy

<内容の要約>
授業の中心となるのは、@英語の表現のしくみを学びながら英語で書かれた文章を読み、実際にそこから日々のコミュニケーションや学習のためのヒントを見つけていくタスク活動である。授業の中では、学校生活で生じうる困難を意識し、子どもの学習生活を支援するためのヒントを扱った文章を取り上げ、実際そのうちいくつかを学生自身の学習の中でも試してもらうことになる。自らも大学で学ぶ中、自分以外の「支援を必要とする学び手」の存在を視野に入れて学習するという、多面的な形で「学習」を捉えられることを目標とする。また並行してA英語の基礎表現定着のための小テストを10回に分けて行っていく。



<学習目標>
英語のしくみの理解をもとに、英語の読解力、およびその獲得や活用を促す可能性を自らのうちに育んでいくための土台をつくることができる。
諸実践を通して自分や相手をよりよく理解し、人と関わりを築く方法について理解を深めることができる。
英語のインプット(読解、解釈)をアウトプット(表現)に創造的につなげていくことができる。

授業のながれ
Introduction, Icebreaking:授業形式の案内・授業準備の指導
Show & Tell(1):英語で自己紹介するプレゼンテーション
Show & Tell(2):英語で自己紹介するプレゼンテーション・教員による予習パフォーマンスの例
6 ways to be a better learner (1):小テスト1・予習パフォーマンス・英単語の意味の違いと記憶のコツ
6 ways to be a better learner(2):小テスト2・予習パフォーマンス・声に出して学ぶ練習と記憶のコツのふりかえり
6 ways to be a better learner(3):小テスト3・予習パフォーマンス・質問を通して学ぶ
6 ways to be a better learner (4):小テスト4・予習パフォーマンス・質問を通して学ぶ
Interpersonal& Intrapersonal communication(1):小テスト5・予習パフォーマンス・リーディングと英単語学習に基づく課題
Interpersonal& Intrapersonal communication(2):小テスト6・予習パフォーマンス・短い英文講読に基づくブレインストーミング
Interpersonal& Intrapersonal communication(3):小テスト7・予習パフォーマンス・ブレインストーミングを活かして英語寸劇発表
Interpersonal& Intrapersonal communication(4):小テスト8・予習パフォーマンス・人との向き合い方から「Iメッセージ」を学ぶ
Interpersonal& Intrapersonal communication(5):小テスト9・予習パフォーマンス・「Iメッセージ」作成演習
Interpersonal& Intrapersonal communication(6):小テスト10・状況に応じて気持ちを伝える英語総合演習
Achievement test guide:期末課題の作品制作に向けてのガイドライン・読解案内およびミーティング
Achievement test:期末課題作品の制作および展示ワークショップ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
・前期受講中に欠席が計5回を超えると欠格となる。また、遅刻すると冒頭の小テストを受講できなくなる。気をつけよう。
・4回目の授業から授業冒頭でサブテキストの指定箇所の理解を問う小テストを行う。各個人がそれぞれ予習して小テストに備えてもらうことはもちろん、意識的にサブテキストに書かれていることに目を向けるため、担当を決めて「次回の小テストの注目ポイント」を学生諸君に小講義してもらうパフォーマンスの時間を設ける。
・授業内容をよりよく理解し、次回の授業に積極的に参加するためにも、予習・復習では和英・英和辞書を活用することが望まれる。テキストや授業で不明な点がある時は遠慮せず質問するように(その質問は理解につながり、きっと他の学生の役にも立ちます)。
・欠席してしまった週は、NFU.jpでの掲示を参照し、次週に備えよう。
各自が授業方針を理解した上で、責任をもって受講することを原則とする。そのため、不明な点があれば申し出ることをこちらからもお願いしたい。
・授業の成果は、各回の積み重ねを通して得られるものと考えている。そのため、普段の授業に対する学生の取り組みを十分に評価したい。

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
45%



55%
@サブテキスト学習に基づく小テストおよびその予習パフォーマンス(最高2点まで×10回+最高4点)−25%、
A授業への取り組み(授業内での発言・質問・パフォーマンスなどにポイントをつける)―40%、
B各回のレビューシート記入−15%、
C期末課題の作品(教材)作成(必須。最高20点まで)―20%、
上記を加点項目とする。私語が多いなどの行いが授業進行の支障となってしまう場合、減点対象となるときがある。

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>スティーブ・ソレイシィ,ロビン・ソレイシィ <テキスト名>『ネイティブなら子どものときに身につける 英会話なるほどフレーズ100』 <出版社>アルク



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