科目名 比較文化論

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 後期開講 川田 稔

テーマ
日本文化の理解を軸に、世界の人々の多様な文化を考察する。

科目のねらい
<キーワード>
日本文化  文化の多様性
欧米文化

<内容の要約>
 日本の文化への理解を軸に、世界の多様な文化を考察します。世界の主要な文化としては、おもに、欧米文化、イスラム文化、インド文化、中国文化などをとりあげます。
 現代の世界の動きを知り、世界の人々と交流するには、世界の主要な文化についての基本的な理解が必要です。また、自分たち自身をとりまく自国文化の特質を知ること(文化の自己認識)が必須です。
 そこで、まず第一に、日本文化研究の第一人者である柳田国男の議論から、日本文化の特質を考察します。そして、それを軸に、現代世界の主要な文化の特質を検討していきたいと思います。


<学習目標>
日本文化の特質を理解し、他の国の人々にも説明できる。
世界主要な文化の特徴をとらえ、さらに深く知そうとする意欲をもつようになる。
多様な文化をもつ人々の内面を理解し、積極的に交流できるようにする。

授業のながれ
はじめに(授業の目的・流れ等)
日本文化の特質(1)人々の生活文化
日本文化の特質(2)人々の価値観・倫理観と生きがい
日本文化の特質(3)生きがいと伝統的な信仰
日本文化の特質(4)神観念と儀礼
日本文化の特質(5)子育てと教育の問題
日本文化の特質(6)日本人の「こころ」の現在
欧米文化(1)西洋とキリスト教
欧米文化(2)キリスト教の思考様式
欧米文化(3)現代の精神状況
中国文化(1)儒教と道教
中国文化(2)現代中国
インド文化
その他の諸文化
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
指定されたテキストを、事前に通読し、講義の前後に、指定箇所を熟読しておくこと。
また配付資料についても、講義の前後に熟読しておくこと。

本科目の関連科目
特になし。

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
0%
0%
0%
80%
20%
基本的に期末試験の成績で評価する。
そのほか平常点を加味する。

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>川田 稔 <テキスト名>柳田国男 <出版社>吉川弘文館



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