理学療法評価学Ⅲ実習

科目名	理学療法評価学Ⅲ実習

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
1	2	後期開講	坂野　裕洋、松尾　真吾、豊田　愼一

テーマ

理学療法評価の流れを理解し、問題点の抽出・理学療法プログラムの立案を行うことが出来るようになる。

科目のねらい

＜キーワード＞
理学療法評価　　問題点の抽出
治療プログラムの立案　　リスク管理

＜内容の要約＞
理学療法評価学Ⅲの講義を基に理学療法評価の基本技術として、神経学的評価方法と運動学的評価方法、呼吸･循環･代謝機能の評価方法を学生間で実習する。さらに疾患ごとに評価項目をまとめ、実際にリスク管理を行いながら理学療法評価の流れを学生間で実習する。次に得られた評価結果を基に問題点の抽出・治療プログラムの作成を行う。最終的には臨床場面を想定し、学生間で実技試験を行い、教員は態度・説明内容・評価テクニックの信頼性・記述方法等を評価する。

＜学習目標＞
問診・カルテ情報などから適切な評価項目を列挙できる。
リスクに配慮しながら、各評価手技を適切に行える。
評価結果より問題点の抽出・理学療法プログラムの立案ができる。

授業のながれ

本講義の進め方やレポートの作成方法等について
姿勢分析の実際 ①：仰臥位、側臥位
姿勢分析の実際 ②：坐位、立位
ワークショップ：姿勢分析
動作分析の実際 ①：寝返り、起き上がり
動作分析の実際 ②：立ち上がり、歩行
ワークショップ：動作分析
平衡感覚･協調性検査の実際
脳神経検査の実際
中枢神経疾患における筋緊張検査の実際
整形外科疾患におけるTightness testの実際
疼痛誘発テストの実際
呼吸･循環･代謝機能検査の実際
疾患別①：理学療法評価の実際A（変形性膝関節症：Grade 4）
疾患別①：理学療法評価の実際B（変形性膝関節症：Grade 4）
疾患別①：個別学習指導（試問）
疾患別②：理学療法評価の実際A（椎間板ヘルニア：L4/5）
疾患別②：理学療法評価の実際B（椎間板ヘルニア：L4/5）
疾患別②：個別学習指導（試問）
疾患別③：理学療法評価の実際A（脳梗塞：右中大脳動脈）
疾患別③：理学療法評価の実際B（脳梗塞：右中大脳動脈）
疾患別③：個別学習指導（試問）
疾患別④：理学療法評価の実際A（パーキンソン病：Hoehn-Yahr分類 StageⅢ）
疾患別④：理学療法評価の実際B（パーキンソン病：Hoehn-Yahr分類 StageⅢ）
疾患別④：個別学習指導（試問）
疾患別⑤：理学療法評価の実際A（脊髄損傷：Th 12）
疾患別⑤：理学療法評価の実際B（脊髄損傷：Th 12）
疾患別⑤：個別学習指導（試問）
まとめ①
まとめ②

準備学習の内容・学ぶ上での注意

実際の疾患・障害を想定し、意義のある評価を行うための基本的な知識・技術について、演習を通じて修得する。そのため、実習に適した服装（Ｔシャツと短パン）にて受講すること。

本科目の関連科目

「理学療法評価学Ⅰ」、「理学療法評価学Ⅱ」、「理学療法評価学Ⅰ実習」、「理学療法評価学Ⅱ実習」、「理学療法評価学Ⅲ」、基礎医学専門科目、理学療法専門科目全般

成績評価の方法

課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
その他

40％
60％
0％
0％
0％

◇講義内で行った理学療法評価についての実技試験（定期試験）を行う。詳細は講義内のオリエンテーションにて発表する。
◇『姿勢分析の実際 ①：仰臥位、側臥位』『姿勢分析の実際 ②：坐位、立位』『動作分析の実際 ①：寝返り、起き上がり』『動作分析の実際 ②：立ち上がり、歩行』についてレポート課題を課す。

テキスト

□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定（最初の授業で指示する）