科目名 電子工学

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 前期開講 山羽 和夫

テーマ
電子工学を理解する

科目のねらい
<キーワード>
電子部品  アナログ電子回路
ディジタル電子回路  ディジタル論理
オペアンプ

<内容の要約>
本講義は、健康情報専攻での電子工作・機械工作演習、福祉工学「ものづくり」実験および専門演習、卒業研究を行うための電気・電子基礎の後に置かれた専門科目であり、電子工作演習や福祉工学「ものづくり」実験で使われる電子回路について解説し、電子計測器を含めてその原理を解説する。そしてIC(集積回路)を使用したしたオペアンプ回路、ディジタル論理回路のほか、モータ駆動のための簡単な基本的な回路についてその動作原理について解説する。

<学習目標>
ダイオード(例えば、発光素子・受光素子)、トランジスタ(半導体)、交流、直流などの電子用語を説明できる。
オペアンプ(アナログ演算回路)に代表されるアナログ信号の取り扱いを説明できる。
ディジタルICを利用したディジタル論理を説明できる。
モータなどトランジスタを応用した基本的な電子応用回路の動作原理について説明できる。
電子計測機器について説明できる。

授業のながれ
講義の進め方、電子回路とは
電子回路を構成する部品を調べよう(電圧源とその性質)
電子回路を構成する部品を調べよう(抵抗とコンデンサ・コイル)
電子回路を構成する部品を調べよう(ダイオード:そのなかで発光素子(例えばLED)、受光素子などの電子回路部品を中心に説明する。)
電子回路を構成する部品を調べよう(演算増幅器)
アナログとディジタルについて
電子回路に使う二つの法則(キルヒホッフ)
電圧源と電流源
演算増幅器(オペアンプ1):演算増幅器の性質と回路の基本形
演算増幅器(オペアンプ2):演算増幅器を用いた各種回路
演算増幅器(オペアンプ3):フィルタ回路
ブール代数について
ディジタル論理とその基礎
ディジタル論理とその回路構成
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
解説に利用する数学は高校レベルのものであるが、忘れてしまった人もいると思うので、復習しておいてください。

本科目の関連科目
解析学、電気・電子基礎、電子工作・機械工作演習、福祉工学(ものづくり)実験、専門演習

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
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100%
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期末テストで評価する。

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
<著者>藤井信生 <テキスト名>なっとくする電子回路 <出版社>講談社



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