科目名 情報処理演習U

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 後期開講 星野 史充

テーマ
障害のある人や支援する人のための、基礎的情報活用能力の育成。

科目のねらい
<キーワード>
障害者のICT利活用  情報リテラシー
障害補償システム  画面を見ないWindows操作
視覚代行ノウハウ

<内容の要約>
障害のある学生や障害者のIT利用支援に興味のある学生が、障害の状況に応じた入力支援ソフトや機器を使って、情報リテラシーの基礎を学ぶ。ITを使いこなすことで、障害学生は学習でも自主活動でも大きな自由を獲得でき、支援学生にとっても、障害者のIT利用支援の技術を獲得することで、より幅広い支援活動ができる。このクラスでは、情報活用のための基礎を身に着けるとともに、様々な障害のある学生や支援活動に興味のある学生がともに学ぶことで、お互いの能力を尊重し合い、手助けが必要なところではサポートし合うことを学び、今後一層進められるノーマライゼーション社会において有為な人材となることを目指す。

<学習目標>
パソコンやインターネットを使う上でのスキルの修得については、他のクラスと同等の目標で学習する。
表計算・プレゼンテーション用ソフトなどの基本的なアプリケーションソフトを活用できるようにする。
学内外の情報ネットワークを活用して、授業の資料をはじめ学習に必要な情報を取り入れる。
学内外の情報ネットワークを活用して、情報の受発信が自由にできるようにする。
障害のある学生は、障害の状況に応じたソフトやハードのフィッティングを行い、自分に適したIT利用の方法を獲得する。 支援に興味のある学生は、支援方法について学び、基礎的なIT利用支援ができるようにする。

授業のながれ
表計算ソフトの基礎
視覚障害支援システムU
視覚障害支援システムU
表計算ソフトによるデータ処理(関数の利用)
表計算ソフトによるデータ処理(関数の利用)
表計算ソフトによるデータ処理(データベース)
表計算ソフトによるデータ処理(ワークシート連携)
表計算ソフトによるデータ処理(グラフ)
表計算ソフトによるデータ処理(マクロ)
パワーポイントによるコンテンツ作成
パワーポイントによるコンテンツ作成
マルチメディアコンテンツ作成(パワーポイント)
マルチメディアコンテンツ作成(パワーポイント)
ウェブコンテンツ作成(HTML4.0 CSS1.0)
情報のユニバーサルデザイン

準備学習の内容・学ぶ上での注意
各自が自分に適したIT利用方法を身に付けること。同時に、自分とは違う方法で行なう人がいることを理解すること。 できると思っている課題も、丁寧に取り組むこと(そうしないと、思いがけない落とし穴に知らずにはまっていることがあります!) 入力支援機器・ソフトのフィッティングのため、授業以外の時間を要することもあります。
基本的に授業は、毎週ではありません。

本科目の関連科目
障害者コミュニケーション  コンピュータと情報

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
100%
0%
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0%
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毎回、授業の中で課題や小テストを行います。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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