科目名 地域研究プロジェクトT

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 後期開講 原田 忠直

テーマ
地域とは何かを、身をもって体験してみよう!

科目のねらい
<キーワード>
地域コミュニティ  イベントの意義

<内容の要約>
「地域活性化」「街づくり」という言葉をしばしば耳にするが、このフレーズの背後には、対象となった地域に対する侮辱的な意味も込められている。なぜならば、活性化を必要とする地域があるとすれば、そこは停滞した地域あるいは「街がない」という意味を暗に含んでしまう危険を伴うからである。たとえば、私自身も名古屋市のある商店街の一員として、大学生などが街に来て「活性化や街づくりに役立つことがしたいんです」と言われると、無性に腹立たしさを感じる。しかし、「右も左も分からぬ若者に何ができる?」という疑問符は胸のなかに押し込み、「若者、バカ者、よそ者を暖かく迎えなることは街にとって良いことだ」という言葉を反芻する。何故、若者、バカ者、よそ者を街に招き入れることは良いことになるのか。プロジェクトTでは、まず、この何故に答えることから始める。そのために、このプロジェクトTでは、主に知多半島のさまざまなイベントに積極的にどこまでも「若者、バカ者、よそ者」として参加する。そして、それぞれの地域のなかで、他者としての役どころから、「地域」とは何かを考察する。

<学習目標>
地域についての認識および重要性を深めることができる
イベントの意義についての理解を深めることができる

授業のながれ
ガイダンス及びフィールドワークのスケジュール調整
地域とはなにかについての議論
活性化についての議論@
活性化についての議論A
活性化についての議論B
地域と活性化についての報告会
イベントの意義についての議論@
イベントの意義についての議論A
参加イベントの検証@
参加イベントの検証A
参加イベントの検証B
参加イベントについての報告会
地域と活性化についての再考@
地域と活性化についての再考A
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
地域に関する新聞記事や雑誌などを自ら収集し、演習で紹介する書籍を数冊よむこと

本科目の関連科目
「地域研究」「社会調査入門」「社会調査法T・U」

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
20%
30%


50%
フィールドワークへの参加は必須、レポート、課題、

テキスト
□テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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