科目名 認知科学T

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 前期開講 大囿 忠親

テーマ
認知科学を概説する:こころとからだの相互作用について考える。

科目のねらい
<キーワード>
知能  コンピュータ
推論  知識表現

<内容の要約>
認知科学を系統全体にわたって学習し、 人間の知性と行動について考える。 認知科学は、 知能を研究対象とし、 その働きを計算という観点から研究する。 人工知能や人工知能を搭載したロボットの研究・開発は認知科学の成果の 1 つであるが、 原動力となったのは高速で、 正確に、 複雑な計算をこなすコンピュータの出現とその発展である。 認知科学は、 脳の働きとしての知能を、 計算理論に基づいて、 科学的に明らかにする事を通じて人間性を理解しようとする目的を持つ。

<学習目標>
認知科学は、 学際的色彩の濃い科学であり、 コンピュータ科学を共通の場として、 解剖学、 神経生理学、 脳科学、 生物学、 動物行動学、 心理学、 情報科学、 言語学、 社会学、 哲学など、 人文、 社会、 及び自然科学の多くの研究領域と関連する。 広くバランスのとれた人間理解に関する基本知識を獲得し、 その応用と臨床方面への指針を得る。
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授業のながれ
オリエンテーション
知覚の情報処理
脳とコンピュータ
人工知能
演習
論理と推論
命題論理1
命題論理2
心の論理
演習
記憶と学習
知識と表象と知識表現
プロダクションシステム1
プロダクションシステム2
総括

準備学習の内容・学ぶ上での注意
毎回、 講義中に課題の提出を求める。

本科目の関連科目
情報科学、心理学、生理学

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
30%
10%
20%
30%
10%
講義態度、課題、試験などを総合的に評価する。

テキスト
■テキストを使用する
□レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>新谷虎松 他 <テキスト名>知識システムの実装基礎 - スライドで理解する人工知能技術 <出版社>コロナ社



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