科目名 経営分析

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 後期開講 足立 浩

テーマ
経営分析の基礎的な理論と技法を学び、企業・事業体経営におけるその役割を理解する。

科目のねらい
<キーワード>
企業・事業体の内部における経営分析の意義と役割  企業・事業体の外部からの経営分析の意義と役割

<内容の要約>
 経営分析とは、さまざまな経営財務指標を用いて企業・事業体の、主として経営・財務面での現状を評価し、優れた面を確認するとともに問題点を把握し、問題点の解決・改善を検討するために必要な会計的財務的データ・情報を作成・報告・活用するものです。内部で自らの企業・事業体を分析する場合はその経営財務状態の把握と改善を追求するために、また外部から分析する場合には投資対象としての評価や、さまざまな利害関係者からの当該企業・事業体への要求などの評価に用いられます。

<学習目標>
経営分析の基礎を理解し、企業・事業体経営内部および外部におけるその役割を説明できる。
雑誌・新聞記事等における企業・事業体等の経営財務状態についての説明を理解できる。
企業・事業体等の財務諸表を用いて当該企業・事業体の経営・財務状況や問題点、課題等を分析できる。

授業のながれ
経営分析とは何か
財務諸表・有価証券報告書の読み方
安全性の分析−安全性分析の意義と支払能力分析
安全性の分析−安定性分析
安全性の分析−資金運用効率の分析
収益性の分析−収益性分析の意義
収益性の分析−資本利益率の分析 
収益性の分析−売上高利益率の分析
キャッシュ・フローの分析−キャッシュ・フロー計算書
キャッシュ・フローの分析−キャッシュ・フロー分析
損益分岐点分析−損益分岐点分析の意義
損益分岐点分析−固定費と変動費
生産性の分析−付加価値の意義と概念
生産性の分析−労働生産性
経営分析の総括的理解

準備学習の内容・学ぶ上での注意
*学習準備の点では、@各講義日のテキスト該当部分を予習すること、Aテキスト巻末に挙げられている参考文献等について図書館な どで入手し、自主的に学習すること、B雑誌・新聞記事などを読み、経営分析に関連する経済・経営現象についての知見を広げるこ と。事後には、Cネット検索等で関心のある企業の財務諸表を入手し、テキストに照らして自分で経営分析を試みること。

*講義の妨げとなる私語その他の行為については、その都度指摘してやめさせます。注意にもかかわらず繰り返す場合には、他の受講 者への迷惑行為および私への業務妨害行為として室外への退出を求めることがあります。

本科目の関連科目
 会計学、財務会計、管理会計、経営財務論など。

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
30%
0%
0%
40%
30%
 今年度は、講義の進行に応じた数回の到達度評価と授業内の演習課題の達成状況、および定期試験で評価します。

テキスト
■テキストを使用する
□レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>倉田三郎 監修、藤永 弘 ・ 坂下紀彦 ・ 長井敏行 ・ 安高真一郎 著  <テキスト名>『新版 入門 経営分析』 <出版社>同文舘出版



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