科目名 児童・家庭福祉論

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 後期開講 渡邊 忍

テーマ
「今、なぜ児童家庭福祉なのか」 児童と家庭を支える実践から学ぶ

科目のねらい
<キーワード>
子どもの歴史  子どもの権利条約
子どもの貧困  児童虐待
非行問題

<内容の要約>
21世紀を迎え、児童福祉も大きな転換を迫られている。また、「措置制度」から「契約制度」への動きもみられる。一方、子どもたちの現状に目を向けると、児童虐待、いじめ、不登校、引きこもり、非行、子どもの貧困、など児童問題が山積している。本講義では、このような現状踏まえ、児童問題の社会的な解決・緩和、そして児童の福祉を図るための家庭児童福祉について学ぶ。

<学習目標>
@児童問題を社会的に理解をする。
A児童家庭福祉を理念や制度の動きだけではなく、実践の展開からも理解する。
Bできる限り、事例などをとおして現場の実情を理解する。
C子どもの育ち、発達といった視点かも理解していく。
D親の社会的な支援への取り組みなどの理解をとおして、「社会の中で子どもを守り、育てる」といった児童家庭福祉の基本的な視点を理解していく。

授業のながれ
子どもの理解
子どもの歴史
子どもの福祉と権利
先駆的な実践家たちから学ぶ
児童福祉法と関連法制度
児童家庭福祉の機構
子どもの貧困
保育問題
一人親家庭問題、DVの理解と支援
児童虐待の理解と援助@
児童虐待の理解と援助A
非行問題の理解と援助@
非行問題の理解と援助A
いじめ、不登校等の理解と援助
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
自らの「子ども時代」を振り返り、子どもたちが家庭、社会の中で守り育てられていることに気付いてほしいと思っています。また、毎日のように新聞記事に載るような「子どもの事件」に関心を持ち、授業の流れに結び付けながら理解をしてほしいと思っています。

本科目の関連科目
社会福祉原論など

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
0%
30%
0%
70%
0%
 

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



(C) Copyright 2012 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。