科目名 現代医療論

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 後期開講 加藤 孝夫

テーマ
わが国の医療保障の現状と課題−公的医療費「抑制」を超えて−

科目のねらい
<キーワード>
医療保障  患者主体
医療者  協力・共同
改革

<内容の要約>
まず、「わが国の戦後の保健・医療政策小史」を説明。それを踏まえ、「人口構造と疾病構造・医療提供制度、医療保障制度・保健医療対策などの現状と課題」、「後期高齢者医療、介護保険の現状と課題」について、考える。

<学習目標>
わが国の医療保障(制度、政策)の現状と課題を学ぶ。
患者、家族、国民の立場から視る医療「改革」の課題を学ぶ。
MSWや総合事務 職として働く上で不可欠な現代医療 の基本的知識を学ぶ。
「医療を見る総合的な視点」 を学ぶ。

授業のながれ
オリエンテーションと「わが国の戦後医療・保健政策小史」
人口構造と疾病構造
医療提供制度−(1)医療関係者
医療提供制度−(2)医療施設
医療提供制度−(2)医療施設(同上続き)
医療保障制度 (1) 医療保険制度 ※第1回小テスト(講義の最初10分間。講義の最初に示す120項目の論述テーマから5題。以下同じ。)
医療保障制度 (1) 医療保険制度 (続き)
医療保障制度 (2) 後期高齢者医療制度と公費負担医療制度等
医療保障制度 (3)医療給付方式と診療報酬制度
国民医療費。 ※第2回小テスト
保健医療対策
特別講義 @
特別講義 A 医療映画上映   ※第3回小テスト
特別講義 B
全体のまとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
本講義は、 社会福祉士国家試験の 「社会保障」、「保健医療サービス」 等の関連事項にも「対応」 するようにしています。MSWや特養などの相談員志望者にも、役立つと思います。ただし、「国家試験対策」 のみを狙いとした講義ではありません。講義の 「内容」 面では、制度、政策の必要な批判と補足もします。 受身でなく、 学生の皆さんもどんどん講義に 「能動的に参加」 をして下さい。
1. テキスト 『国民衛生の動向 2011/2012』 (厚生統計協会)。 最初の講義までに必ず購入し、持参する(講義で使います。無しでは、講義の理解は不可能です)。
2. 「現代医療論」 講義レジメ・資料は、講義の都度、配布する。)
   


本科目の関連科目
「社会保障」、「保健医療サービス」等。

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
10%
10%

80%

 

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>厚生労働統計協会編集 <テキスト名>『厚生の指標 増刊「国民衛生の動向」2011/2012」 』 <出版社>厚生労働統計協会



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