科目名 社会福祉方法各論T

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 前期開講 渡邊 忍

テーマ
「社会福祉方法原論」で学んだソーシャルワークの原理、原則、価値、倫理等をふまえて、ソーシャルワークの基礎的な枠組みについて学ぶ。

科目のねらい
<キーワード>
ソーシャルワークの歴史  フィールドによるソーシャルワークの特徴
ソーシャルワークの展開  ソーシャルワークの価値と倫理

<内容の要約>
ソーシャルワークの基本的な枠組みを理解した上で、ソーシャルワークの理論を実践的に学ぶ。特に、フィールド(実践の場)による特徴を理解し、共通するソーシャルワークの展開を具体的に学んでいく。しかし、ソーシャルワーク知識や技術だけでなく、価値や倫理に基づく理解を深め、次のソーシャルワークU,V,Wにつなげていく。

<学習目標>
@ソーシャルワークとは何かという基本的な枠組みについて理解する。
Aシーシャルワークの歴史、概念、定義、対象、基本的な構造、展開などを学ぶ。
Bフィールド(実践の場)におけるソーシャルワークの相違点、共通点など学ぶ。
C事例をとおして理論と実践を結び付けて学ぶ。
D援助とは何かといった原点を振り返る。

授業のながれ
(1)オリエンテーション、私のソーシャルワーク24年間の紹介
(2)ソーシャルワークの定義と歴史的変遷
(3)ソーシャルワークと倫理について
(4)ソーシャルワークの役割と機能
(5)フィールドのおけるソーシャルワークの特徴@ 社会福祉事務所と児童相談所
(6)フィールドのおけるソーシャルワークの特徴A 医療機関(一般病院と精神科病院)
(7)事例をとおしてのソーシャルワークの展開@ インテークとアセスメント
(8)事例をとおしてのソーシャルワークの展開A プランニングと援助過程、終結まで
(9)ソーシャルワークの理論 ケースワークの理論@
(10)ソーシャルワークの理論 ケースワークの実践A
(11)ソーシャルワークの理論 グループワークの理論@
(12)ソーシャルワークの理論 グループワークの実践A
(13)ソーシャルワークの理論 コミュニティワークの理論と実践
(14)ソーシャルワークへの期待と課題
(15)まとめ,援助とは何か

準備学習の内容・学ぶ上での注意
これから社会福祉士(ソーシャルワーカー)を目指す学生たちに、大先輩の一人として、ソーシャルワークの楽しさや苦労など伝えていきたいでの、積極的に参加をしてほしい。また、質問や感想など(コメントカードの活用)も出していただきたい。

本科目の関連科目
社会福祉方法原論、ソーシャルワークU,V,W

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
0%
30%
0%
70%
0%

テキスト
□テキストを使用する
□レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



(C) Copyright 2012 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。