科目名 建築測量実習

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 後期開講 鈴木 義成

テーマ
土地・建物の正確な位置の測定とその表記法を実践的に学ぶ。


科目のねらい
<キーワード>
距離測量  水準測量

トラヴァース測量  トータルステーション



<内容の要約>
建築行為に先立ちかならず行われるのが測量である。これによって初めて図面どおりの正確な建築工事が達成される。本講義では測量の理論と実際を講義と実習で体得する。最近ではコンピューターを使ったトータルステーション方式が全面的に採用され、簡便性が追求されすぎて理論がブラックボックス化されている。本講ではあくまでマニュアル方式で理論を体得することを大切にする。



<学習目標>
●基本的な測量機器の据付・計測が出来るようになる。


●測定ミスを出来るだけなくし、測定精度を上げるための技術が習得できる。


●測定結果から得られた情報を正しく整理し、必要な図面に仕上げる技術が習得できる。


授業のながれ
講義―測量とは。測量技術の進歩の歴史
野外実習―距離測量(巻尺による測量)
屋内実習―測定結果のまとめとレポート
講義―水準測量(高低さの測量)とは。誤差の理解。レポート作成
野外実習―水準測量
屋内実習−水準測量結果のまとめとレポート作成
講義―トータルステーション(以下TSと略記)の扱い方
野外実習―TSによるトラヴァース測量
屋内実習―トラヴァース測量結果のまとめとレポート作成
講義―平板測量とは。
野外実習―平板測量の実際(1)
野外実習―平板測量の実際(2)
屋内実習―平板測量結果の作図
屋内実習―これまでの提出レポート・図面の点検と修正(1
屋内実習―これまでの提出レポート・図面の点検と修正(2

準備学習の内容・学ぶ上での注意
・ 学外非常勤講師による実習指導により、敬語・礼儀作法を身につける。・ 野外活動は班単位での作業。チームワークをうまくやり、時間内終了を目指すこと。


本科目の関連科目
 

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
0%
100%
0%
0%
0%
1日4コマ×4日間の一週間集中方式をとる。レポートは毎日終了時提出。最終日は加筆・修正により再提出。


テキスト
■テキストを使用する
□レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>藤井 衛 他 <テキスト名>『図説 建築測量』 <出版社>産業図書



(C) Copyright 2012 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。