科目名 障害者支援演習

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 前期開講 坂部 司

テーマ
視覚の障害に対する理解とその人々に対する支援

科目のねらい
<キーワード>
視覚障害  コミュニケーション
歩行・移動  ロービジョン
支援方法

<内容の要約>
視覚障害者は感覚障害者とか情報障害者とも言われている。視覚という感覚器の障害から発生する日常生活上の問題点や社会生活上の問題点を考え、視覚障害の理解と視覚障害者への支援方法について講義を通して学ぶ。また、実技(擬似体験)では、自分の視覚を使わない方法で生活している見えないもしくは見えにくい方は、我々とは違う方法で情報を得ていることを学ぶ。

<学習目標>
視覚障害者の概要について理解する。
視覚障害者に対する支援方法を理解する。
視覚障害者のコミュニケーション(点字)の方法を知る。
視覚障害者の歩行・移動手段と誘導方法を知る。
ロービジョンについて理解し、支援方法を知る。

授業のながれ
オリエンテーション
障害から発生する日常生活上の困難な点・能力障害T
障害から発生する日常生活上の困難な点・能力障害U
能力の障害(コミュニケーション)
点字T(実技、擬似体験)
点字U(実技、擬似体験)
能力の障害(歩行・移動)
誘導歩行T(実技、擬似体験)
誘導歩行U(実技、擬似体験)
食事の支援(実技、擬似体験) 
ロービジョンとは
ロービジョンT擬似体験
ロービジョンU擬似体験
視覚障害者の日常生活用具と便利グッズ
学習のまとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
障害のある人々に関心はあるのだが、実際どのように支援していいのか、分からない人が多くいます。本講座はこのような学生にとって意義のある学びとなるはずです。実技ではアイマスクを各自用意すること。10時限目の食事支援では、食費(実費)が必要となる。

本科目の関連科目
心理学、社会福祉

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他

30%


70%
演習が中心となり、実技体験の過程で視覚以外の感覚から情報を得ることを学びます。当然、感覚ですので情報の得方は様々です。出欠席の状況がポイントとなります。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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