科目名 ジェンダー論

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 後期開講 北仲 千里

テーマ
現代社会における性別やセクシュアリティについて考える

科目のねらい
<キーワード>
ジェンダー  男性学
女性学  セクシュアリティ

<内容の要約>
男女平等の現在でも、人生の始まりから最後まで、雨が降った時さす傘の色からくしゃみの大きさまで、その人の性別によって大きな違いが出てしまうことも事実です。また、男女の間の差異と平等をめぐるテーマは、今日大きな社会問題にもなっています。そしてそのことと家族、性に関するテーマは深く関係しあっています。講義では、社会学的なものの見方をベースにして、
こうしたテーマを取り上げて、考えていきます。

<学習目標>
社会背景と結びつけて性別をめぐる社会問題を理解する
性の問題を色々な視点から考えられるようになる

授業のながれ
「ジェンダー」概念 その1 性差を考える
「ジェンダー」概念 その2 男らしさ・女らしさの社会規範
「ジェンダー」概念 性別とは何か その1 インターセックス
「ジェンダー」概念 性別とは何か その2 性同一性障害
「ジェンダー」概念 まとめ
働くこと、働かないこととジェンダー その1 職業世界のジェンダー構造
働くこと、働かないこととジェンダー その2 差別と是正策
男性学   オヤジ研究と草食系男子
結婚・家族とジェンダー その1
結婚・家族とジェンダー その2
セクシュアリティの社会学 その1 性の規範とジェンダー
セクシュアリティの社会学 その2 性暴力と社会
セクシュアリティの社会学 その3 セクシュアル・ハラスメント
セクシュアリティの社会学 その4 異性愛と同性愛 その1
セクシュアリティの社会学 その4 異性愛と同性愛 その2

準備学習の内容・学ぶ上での注意
性に関する話、性暴力・同性愛などに関する内容を扱いますので、苦手な人はお勧めしません。また、場合によっては、「そのテーマの時間だけ来ない」という判断を自分でして下さい。最初の「ジェンダー概念」の部分は全体を理解する上で重要ですので、できるだけ出席して理解するように気をつけて下さい。

本科目の関連科目
社会学
家族援助論

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
40%


60%

講義中にいろいろ書いてもらったりするものと、最後のテストの合計点です。単純な出席点というものは、ありません。
テストは「価値観」ではなく、基本的な概念や制度の理解度と、さらにそこから自分で考えることを始めているかどうかによって評価します。テストは持ち込みOKですので、レジュメはちゃんと取っておいてください。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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