科目名 | 英語学演習 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 2 | 後期開講 | 小倉 美津夫 |
テーマ |
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Discourse Analysis(談話分析)入門 |
科目のねらい |
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<キーワード> discourse discourse analysis context cohesion coherence <内容の要約> ことばを学習する場合、文の構造だけでなく、実際の場面や状況の中で文がどのように使われるか、つまりその言語の「談話」の仕組みを習得しなければならない。「談話」とは、ことばがコミュニケーションのために使われる時につくる、文脈を持ったまとまりのことで、「ディスコース」または「テキスト」と呼ばれることもある。「談話」には話された「談話」と書かれた「談話」がある。文とは異なり、説教、議論、冗談あるいは物語のような首尾一貫した単位を構成し、文より大きなことばの広がりである。2つ以上の文がつながって、1つのまとまりを構成する時、そのまとまりがいかにして言語的に表されているかという結束性(cohesion)や意味的連結(coherence)、そして談話分析の主要な「用語」の概念について理解し、What is discourse analysis?, Linguistic elements in discourse, Making senseof discourse, Developing discourse competenceについて学習する。 <学習目標> discourseとdiscourse analysisに関わる中心的概念を理解する。 話しことばや書きことばの生のデータに数多く触れながらdiscourseとdiscourse analysisの理解を深める。 頭の中で考えたことばではなく実際に使われたことばの中に見いだされる傾向や規範を見つけ出すことができる能力を養う。 discourse analysisに関する英語で書かれた文章を読み、専門用語について学習し、英文読解力を習得する。 |
授業のながれ |
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オリエンテーション What is Discourse? Context/Grammar Types of Discourse Cohesion Information Structure Genre Propositional Analysis Discourse Coherence Background Knowledge How we process discourse Conversation Analysis Intercultural Communication Discourse Competence Speaking, Reading and Writing Skills |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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辞書は必ず持参すること。予習・復習が欠かせませんから、専用のノートを用意してください。欠席や遅刻をすると、授業内容のつながりが不明となり、学習意欲が減少したり、学習目標が達成できませんので注意してください。授業中はよく質疑応答や討論をしますので、積極的に発言するよう努力してください。 |
本科目の関連科目 |
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英語学概論(必ず履修してください)、英語音声学、英語科教育法T・U・V・W、英語プレゼンテーション、Active Reading |
成績評価の方法 |
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発表とレポートを重視します。出席15%、授業態度20%、発表40%、レポート25% |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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