科目名 乳児保育

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 通年開講 水谷 暎子

テーマ
【前期】乳児期の心とからだをゆたかに育てる保育の内容を捉える【後期】乳児保育における指導方法を学ぶと共に乳児保育における諸問題を深く学ぶ

科目のねらい
<キーワード>
誕生から這い這い、一人立ち、歩行、言葉の獲得という人間の育つ土台を丁寧に育てる保育を学ぶ  健康な体作りとともに保育を彩る教材、教具の実際を学ぶ
保育士、保育士集団、と保護者の連携・地域から求められる課題と保育所の役割  乳児(0〜2歳)のとらえ方、かかわり方のポイント
乳児保育の現状・乳児保育の制度

<内容の要約>
前期は保育園での子どもの生活・遊びの実際を通じて、「子どもの心と体が健やかに育つ、保育の内容・保育の構造」を捉えること。保育園に関わる父母の在り方から「地域社会から求められる保育園の課題」を捉える。後期は、前期の「乳児保育」をふまえ、保育所実習にそなえての授業のすすめかたをします。保育現場では、3歳未満児の占める割合が年々高くなってきております。0〜2歳の子どもの発達理解とかかわり方、保育のありかたをビデオで見たり、教材作成や演習等で実践的に学べるようにします。実習をふまえて、乳児保育における保育士のありかたを学びます。また、乳児保育の制度やとりまく諸問題を学びます。

<学習目標>
乳児の成長、発達を掴む・発達を保障する保育内容を掴む
保育士の役割を掴む・保育園の課題を掴む
乳児保育の具体的な指導方法を身につけることができる
乳児保育の背景にも目を向け視野を広げて学ぶことができる

授業のながれ
授業紹介 生命誕生
0歳児の発達と保育の構造
1、2歳児の発達と保育の構造
保育の実際 課業と遊び 1
同上             2
同上             3
同上             4
実技「教材・教具おもちゃ作り」
発表・交流
保育園の行事
健康な体作り   1
同上        2
保育所保育指針と保育計画
保育士・保育士集団と父母連携
乳児保育の今とこれから・子育て支援・地域活動
子どもの発達の特徴と保育のポイント・・・・・・・・・「0歳児前半」
子どもの発達の特徴と保育のポイント・・・・・・・・・「0歳児後半〜1歳前半」
子どもの発達の特徴と保育のポイント・・・・・・・・・「1歳後半〜2歳前半」
子どもの発達の特徴と保育のポイント・・・・・・・・・「2歳後半〜3歳児」
乳児保育の教材づくり
教材を使っての実技演習
乳児保育での保育士のあり方(実習から学ぶ) @グループ討議
乳児保育での保育士のあり方(実習から学ぶ) A報告
乳児保育をとりまく諸問題(母子関係論)
乳児保育の現状
乳児保育のあゆみと制度
少子化対策と乳児保育
少子化対策と子育て支援
各国にみる少子化対策と乳児保育
これからの乳児保育

準備学習の内容・学ぶ上での注意
配布するレジメを必ずファイルし毎回の授業に持参すること。乳児保育の実際に役立つ歌や手遊びなど授業時に紹介します。積極的に取り組みましょう。 3歳未満児に接する機会は少ないと思いますので、保育実習では、未満児クラスを是非経験してみてください。

本科目の関連科目
乳児保育(前期)をふまえて授業をすすめます。

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
0%
0%
0%
70%
30%
授業への出欠、演習参加(15%)教材作り(15%)と期末のまとめテスト(70%)で評価をします。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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