科目名 家族心理臨床論

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 前期開講 山田 麻紗子

テーマ
変革期における家族の臨床心理的な理解と支援方法を学ぶ

科目のねらい
<キーワード>
多彩な家族の登場  新たな家族支援の必要性とその方法
家族危機と家族の変容

<内容の要約>
未曾有の変革期にある家族をとりまく心の危機を家族発達論、 臨床心理学などを基にその深層を解明し、 具体的かつ効果的な対応策についての理解を深める。 家族臨床心理学は誕生間もない学問である。 狭義の臨床心理学の枠にとどまらない多面的な発展可能性と問題群を抱えている。

<学習目標>
1. 誕生間もない家族臨床心理学の視点を学ぶ。
2. 近接する学校教育、 医療看護、 介護福祉、 産業労働、 司法矯正、 生涯発達、 ジェンダー論など、 数多くの専門領域の壁を越え、 現代家族を総合的視野から理解し、 支援するための知的基盤を学ぶ。
3.家族の危機を臨床心理的視点から理解し、その実際を知ることができる。

授業のながれ
1. 講義概要の説明 家族臨床心理学への招待等
2. 生涯発達からみた家族危機と成熟(1)
3. 生涯発達からみた家族危機と成熟(2)
4. 家族臨床と精神的危機、家族看護学の視点
5. 家族臨床と児童福祉
6. 少年非行と家族支援
7. 中間のまとめ
8. 家族心理臨床の理論モデル
9. 家族療法の技法と実践 (1)
10. 家族療法の技法と実践(2)
11. 家族療法の技法と実践 (3)
12. 家族療法の技法と実践 (4)
13. 親の離婚と子ども
14. 家族の未来と可能性
15.総 まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
・私語・携帯電話の操作・飲食など、 授業を妨害する行為を禁止する。
・積極的な授業参加を期待する。
・最初の授業で課題図書等の指示を行う。
・ゲスト講師の講義を予定している。
・シラバスに多少の変更もある。

本科目の関連科目
・社会学、 社会福祉、 心理学、 精神保健系の科目と関連づけ、 関心を持って学ぶ姿勢を持つ。

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
0%
10%
0%
80%
10%
1. 課題図書によるミニレポートを 2 回実施し、これをレポート・ 出席点 として10 点、合計20点とする。
2. レジメ、講義内容から出題する期末試験を 80 点とする。
3. 以上を基本に評価する。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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