科目名 生命と法

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 前期開講 加藤 泰史

テーマ
改正臓器移植法および日本国憲法における生命と死の問題

科目のねらい
<キーワード>
脳死・臓器移植  基本的人権としての生命権
バイオポリティックス  人間の尊厳
生命の伝統的概念

<内容の要約>
本講義では、前半で脳死・臓器移植の問題を1997年の臓器移植法と2009年の改正臓器移植法に則して紹介し論点を整理した上でその問題点や歴史的背景を議論し、さらに後半ではこの問題と関連させて日本国憲法における基本的人権としての生命権の重要性を論じる。

<学習目標>
日本における脳死・臓器移植の歴史的背景と日本国憲法における生命権の基礎知識を獲得する。

授業のながれ
はじめに 法の中の生命と死
臓器移植法への道(1) 死の法的定義の不在
臓器移植法への道(2) 和田心臓移植事件 
臓器移植法への道(3) 立花隆の脳死批判
中間のまとめ
臓器移植法への道(4) 脳死臨調とその批判
改正臓器移植法への道(1) 国会での議論
改正臓器移植法への道(2) マスメディアの「命のリレー」キャンペーン
脳死・臓器移植の諸問題
脳死・臓器移植のまとめ 尊厳の問題
尊厳の概念史
生命の伝統的概念
日本国憲法と生命権(1) 基本的人権としての生命権
日本国憲法と生命権(2) 生命権と尊厳
総括 尊厳とは何か?

準備学習の内容・学ぶ上での注意
私語および携帯電話の操作は禁じる。

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
0%
80%
0%
0%
20%
質問を含めた小レポートを二回ほど課す

テキスト
□テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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