科目名 児童福祉論

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
4 2 前期開講 堀場 純矢

テーマ
児童養護問題の構造と対策

科目のねらい
<キーワード>
児童養護施設  子どもの貧困
非行問題  労働問題
健康・生活問題

<内容の要約>
児童福祉の歴史、現状、関係機関・施設の実態と課題について、社会科学的な視点から総合的に考え、学ぶ。

<学習目標>
児童福祉の法律や歴史について、児童福祉施設が制度化された社会的な背景を中心に学ぶ。
児童福祉施設や教育、司法現場の報道番組、新聞記事などを活用し、理解を深める。

授業のながれ
オリエンテーション
世界の子どもと国連「子どもの権利条約」@
    〃                  A
日本における児童福祉の歴史@戦前・戦後を中心に
  〃       A オイルショック後の不況期からバブル崩壊
  〃        B バブル崩壊〜現在まで 
ゲスト講義〜児童養護施設生活経験者〜
少年非行と児童自立支援施設〜X学園事件から〜
少年非行と司法福祉〜家裁・少年院の実態から〜
子どもと貧困と生活保護,就学援助〜子育て世帯の最低生活保障を考える〜
子どもと親の「生活問題」〜児童養護施設の実態調査をもとにした個別作業〜
乳児院と里親制度〜赤ちゃんポスト問題から〜
ゲスト講義〜里親の予定〜
DVの現状と課題〜婦人保護施設と母子生活支援施設〜
障害児と家族の生活問題@〜映画「どんぐりの家」,「学校U」から考える〜
      〃        A      〃
児童福祉施設職員の雇用・労働条件と生活問題
子ども虐待の歴史と現状 @〜日本と海外の現状〜
子ども虐待の克服と課題 A〜予防策と法改正の課題〜
児童養護施設職員の雇用・労働問題
子どもへの援助に関わる演習@〜SST,アンゲーム〜
児童養護施設の子ども・職員の実態と援助のあり方 @〜大村子どもの家ドキュメンタリーから〜
児童養護施設の子ども・職員の実態と援助のあり方 A〜大村子どもの家ドキュメンタリーから〜
ゲスト講義〜児童養護施設職員もしくは母子生活支援施設職員の予定〜
子どもへの援助に関わる演習A〜コラージュ療法〜
子ども虐待ケースにおけるケース検討@ 
子ども虐待ケースにおけるケース検討A
児童福祉施設における「施設内虐待」問題@〜千葉・恩寵園事件を中心に〜
      〃       A  改善運動の方法と課題
まとめ

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
私語、携帯は厳禁
課題レポート図書として、全国児童養護問題研究会編集委員会『児童養護と青年期の自立支援』ミネルヴァ書房を指定します。

本科目の関連科目
司法福祉論

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
0%
10%
0%
80%
10%
試験、課題レポートが中心だが、出席・受講態度も重視する。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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