科目名 教育協力

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 後期開講 秋吉 恵

テーマ
途上国における教育機会の拡大に向けた取り組みを学ぶ。

科目のねらい
<キーワード>
教育開発  国際協力
万人のための教育  基礎教育
成人教育

<内容の要約>
1990年のユネスコ等国際機関共催による「万人のための教育世界会議」以来、国際協力における教育の重要性は高まっているが、多くの途上国では基礎教育の普及さえ今なお危機的な状況にある。本講では,途上国における教育開発の潮流を概観しつつ,教育段階や国際開発のグローバル課題に沿ってさまざまな教育協力の事例を紹介する。そのうえで、途上国における教育機会を拡大し、その質の向上をめざす教育協力の在り方を考察する。

<学習目標>
教育協力とは何か、について自分なりの意見を持てる。
国際教育協力の大まかな流れについて説明できる。
日本による教育協力の経緯や特徴を説明できる。
教育協力の実際と課題について、例を挙げて説明できる。

授業のながれ
第1部 国際教育協力の潮流と日本の関わり 1. 国際教育協力の変遷
2.日本による教育協力支援
3.教育とは何か
4.ワークショップ
第2部 教育段階別にみた教育協力の実際 1. 初等教育
2.中等・高等教育
3.成人教育(識字・ノンフォーマル教育)
4.ワークショップ
第3部 グローバル課題からみた教育協力の実際 1. ジェンダーと教育
2.社会的弱者と教育
3.紛争後の教育協力
4.ワークショップ
第4部 教育の質向上に向けた課題 1. 途上国の教育改革における課題
2. 「民」主体の教育への協力−NGO活動を中心に−
3. ワークショップ(報告会)

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
本科目は4日間の集中講義です。講義概要にあるその日のテーマにそって、講義を中心に、ビデオ/DVDによる事例紹介やワークショップなどを交えることにより具体的なイメージを膨らませられるように授業を進めます。履修生は、講義で学んだ知識をもとに、ワークショップでのグループワークに積極的に参加することが求められます。最終日には、ワークショップで与えられた課題について、各グループによるプレゼンテーションを予定しています。講義内容に沿ったレジュメを用意します。

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
0%
0%
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0%
100%
講義への出席態度40% グループワークにおける積極性30% プレゼンテーションの内容30%

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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