科目名 教育相談の基礎と方法

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 後期開講 江口 昇勇

テーマ
児童・生徒の発達的特徴と問題を理解し、学校における教育相談の理論と実践を学ぶ。

科目のねらい
<キーワード>
教育相談  カウンセリングマインド
精神力動的理解  学校査定
保護者理解

<内容の要約>
教育相談は、子どもの人格発達・成長を援助することを目的としている。そこでそれぞれの時期の人格発達上の発達課題や問題について学ぶ。そして教育相談の理論的枠組みとしてのカウンセリング理論とその技法を学習した上で、不登校やいじめ、非行などについての理解の仕方や対応のあり方について考えていく。

<学習目標>
初歩的なカウンセリング理論と技法を習得し、それぞれの現場でカウンセリングマインドを生かした教育相談活動を実践できるようにする。
子どもの言動、態度の背後には、必ず保護者の育て方の問題が潜んでおり、目前の現象と親子関係のつながりが見抜けるようになること。
教師として子どものさまざまなあり方につい反応してしまうことがあり、こうした逆転移に敏感になる。

授業のながれ
教育相談とは
児童期における発達の諸相
思春期・青年期における発達の諸相
心理査定の方法1(心理テスト/自分自身を知る)
心理査定の方法2(人間関係の性質を理解する)
心理査定の方法3(行動観察と生育史から子どもを理解する)
カウンセリングの理論1(カウンセリングマインド)
カウンセリングの理論2(力動的理解の仕方)
カウンセリングの技法
不登校の理解と対応
いじめ・非行の理解と対応
軽度発達障害児の理解と援助
保護者との連携
スクールカウンセラーや専門機関との連携
まとめ

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
授業中の私語・携帯電話の操作・飲食等、受講の妨げとなる行為は禁止。便宜資料を配布

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
20%
0%
0%
70%
10%
出席、授業内の小レポート、および試験によって総合的に評価する。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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