科目名 精神医学T

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 前期開講 大饗 広之

テーマ
心の病(神経症、うつ病、解離性障害など)を理解する

科目のねらい
<キーワード>
神経症  うつ病
解離性障害

<内容の要約>
精神疾患を被った人たちを心理学的に理解し、その基本的な対応を身につけることを目標とする。精神医学Uと連続する内容であるが、精神医学Tでは、主に神経症、うつ病、摂食障害、解離性障害など、比較的身近な疾患をテーマとしてとりあげる。

<学習目標>
心の異常とは何かを理解する
神経症やうつ病などの疾患の見立てができるようになる
疾患に対する基本的な対応を理解する

授業のながれ
オリエンテーション、心の病とは
精神疾患の分類
摂食障害の症例
摂食障害にどうアプローチするのか
不安障害の基本
パニック障害、PTSDへの対応
社会不安障害と対人恐怖について
気分障害(うつ病)の基本
気分障害への対応
解離性障害(多重人格、全生活史健忘)の症例
解離性障害の症例(つづき)
身体表現性障害について
性同一性障害について
薬物療法のまとめ
全体の総括

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
テキストの一部(そのつど授業内で指定)をあらかじめ読んで疑問点をもって授業にのぞむようにしてください。授業はレジュメにそっておこないますが、テキストはレポート作成のテーマとしても使用します。症例提示にあたっては、自分ならどのように面接するかをイメージすることが大事です。なお授業内容は大体の目安であり、変更することがあります。

本科目の関連科目
心理関係全般、また精神科リハビリテーションと関連しています。

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他

10%

90%

定期試験中心ですが、出席(しばしば抜き打ち)、レポート提出とあわせて採点します。

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>大饗広之 <テキスト名>「豹変する心」の現象学 <出版社>勁草書房



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