科目名 電気・電子基礎

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 前期開講 磯貝 芳徳

テーマ
リハビリの現場で出会うであろう電気・電子機器とつき合うための電磁気学

科目のねらい
<キーワード>
電磁気学入門  電気・電子回路基礎

<内容の要約>
生体内では複雑な電気現象が重要な生理機能を担っている。また,医療現場では多様な電気・電子機器が用いられており,リハビリの現場では基礎的に電気・電子に関する知識が必須となっている。この講義では,このような観点から電磁気学の基礎を講ずる。高等学校での物理の履修を前提をしない講義展開を目指す。

<学習目標>
1. リハビリテーションの基礎となる電磁気学の習得
2. リハビリテーションで用いられる電子機器対応力

授業のながれ
1 電荷と電気力 (電荷の保存則、 クーロンの法則)
2 電場 (電気力線、 ガウスの法則とその応用)
3 電位 (電位と電位差、 等電位面、 静電遮蔽)
4 誘電体 (キャパシタ、 誘電体と電場、 電場のエネルギ
5 電流 (電流、 起電力、 オームの法則、 キルヒホフの法
6 電流と仕事
7 電流と磁場 (ガウスの法則、 アンペールの法則)
8 電磁誘導
9 電気回路の基礎 1 (直流、 交流、 変圧器、 送電)
10 電気回路の基礎 2 (抵抗、 キャパシタンス、 インダクタ
11 電気回路の基礎 3 (電気振動回路、 共振)
12 電子回路の基礎 1 (トランジスタの基礎)
13 電子回路の基礎 2 (スイッチング、 増幅)
14 電子回路の基礎 3 (論理回路)
15 予備授業

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
1. リハビリテーションに役立つ電気・電子の基礎を意識して講義する。  2. 毎回の講義は休まない。 3. 講義中の質問を歓迎する。 分からないことは放っておかない。4. 頻繁に課題を課す。

本科目の関連科目
「力学基礎」 が前提となる

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
20%
0%
0%
60%
20%
定期試験を中心に評価するが、 出席、 課題の提出状況も加味する。

テキスト
□テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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