科目名 地理学

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
4 3 前期開講 磯部 作

テーマ
地域の暮らしと地域問題、 地域づくり

科目のねらい
<キーワード>
地域  環境
暮らし  地域問題
地域づくり

<内容の要約>
世界は地域で構成されていて、地域にはその特色がある地域性を有しています。地域は社会の変化につれて変化しており、資本主義社会においては、特に不均等に発展しています。このため地域格差などが生じており、過疎・過密問題や公害・環境問題などの地域問題も発生しています。本科目では、各地域の自然環境や、産業、住民の生活などの暮らしについて、「地域開発」政策と関連させながら、地域問題を重視して取り上げるとともに、地域づくりや地域のあり方を考察します。

<学習目標>
地域の捉え方を学ぶことができる。
地域問題の考察の仕方を学ぶことができる。
地域づくりのあり方について学ぶことができる。
地域調査の方法を学ぶことができる。
地図の読み方を学ぶことができる。

授業のながれ
1. 地理学とは
2. 知多半島地域の環境と環境問題
3. 知多半島地域の産業・生活と地域問題
4. 奥三河地域の暮らしと地域問題
5. 愛知県の地誌と地域問題
6. 自然環境と環境問題 地形を中心に
7. 自然環境と環境問題 水環境を中心に
8. 自然環境と環境問題 気候を中心に
9. 農業の状況と農村地域の地域問題
10. 漁業の状況と漁村地域の地域問題
11. 農山漁村地域の地域づくり
12. 工業の状況と工業地域の公害・環境問題
13. 工業地域の地域環境再生
14. 廃棄物問題と地域環境再生
15. 交通の状況と地域問題
16. 商業の状況と都市問題
17. 観光の状況と地域問題
18. 文化・福祉の状況と地域づくり
19. 市町村合併と地域問題・地域づくり
20. 沖縄県の地誌と地域問題
21. 韓国の地誌と地域問題
22. 中国の地域的展開と地域性
23. 中国の地域構造と地域問題
24. 中国沿海地域の状況と地域問題
25. 中国内陸地域の状況と地域問題
26. EU を中心としたヨーロッパの地域構造
27. ヨーロッパの地域問題
28. イタリアにおける地域構造と地域問題
29. イタリアにおける地域づくり
30. まとめ

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
日頃から地域に目を向け、 地域に関する文献を読むとともに、 行政統計や地域の資料を集め、 積極的に地域住民の話を聞き、 自分の住んでいる地域をはじめ、 各地域の状況や問題点を把握するように努力してください。 5 月の連休などを利用して、 具体的な地域の状況や課題などについて自分で調査してレポートをまとめ、 発表をしてもらいます。講義用のレジュメを使用するが、 テキストは是非購入すること。 できれば地理教育研究会編 『授業のための世界地理第 5 版』 (古今書院) 2010 年(予定)も購入すること。 授業でも使用しますが、 4 年次の教育実習などで役立ちます。

本科目の関連科目
「社会科教育法W(地理)」「地歴科教育法」

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
0%
20%
0%
70%
10%
テストとともに、 具体的な地域の状況や課題などについて調査しまとめたレポートと、 授業の感想や意見、 質問事項などを書く講義中の小レポート、 講義への出席状況などにより総合的に評価します。

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>地理教育研究会編 <テキスト名>「授業のための日本地理第 5 版」 <出版社>古今書院



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