日本福祉大学

科目名	スポーツと健康

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
2	1	通年開講	小林　培男、岡川　暁

テーマ

生涯にわたってスポーツを楽しむための基礎を身につける。

科目のねらい

＜キーワード＞
生涯スポーツ　　障害者スポーツ指導者制度
初級スポーツ指導員　　リハビリテーション

＜内容の要約＞
生涯スポーツが話題になってから久しい。多くの人が、小・中・高と体育を通じてスポーツにふれてきているが、実際にスポーツをする・観るにあたり、スポーツを総合的に理解しながら、自主的に、楽しんで取り組めるよう、指導されてきている人は少ないのではなかろうか。　本演習では、生涯にわたってスポーツに積極的に親しむ姿勢を、実際にスポーツを実践することを通して養うと同時に、スポーツを文化現象として総合的にとらえることができるだけの教養を身につけること、また、健康に関するトピックを取り上げ、健康に対する意識を高めることを目的とする。　実技では、1年間2種目を取り上げる（上表参照）。これは、複数種目を通して広くスポーツに親しむこと、および選択した種目に関し、ルール、歴史、戦術、戦略、他を含め総合的に理解することをねらいとしている。 F クラスは、主として海洋スポーツを通じて、海洋における自然体験、リスクマネージメントの手法を学ぶ集中講義部分と、半期の通常開講部分から成る。集中講義部分の全日程出席者は、自然体験活動・初級リーダー（自然体験推進協議会（CONE）発行）の登録資格が取得できる。半期の通常開講部分では実技としてテニスをとりあげる。　講義では、主にスポーツおよび健康に関して話題になっている事柄を 1 時間に 2～3 ずつ取り上げる。この情報に基づき、受講者同士でディベートを行っていただく。また、ビデオ教材を使用し、救急処置、他を取り上げる。

＜学習目標＞
(1)　健康を維持・増進する手段としてスポーツを理解する。
(2)　文化としてスポーツを理解する。
(3)　仲間づくりの手段としてスポーツを理解する。

授業のながれ

1 オリエンテーション・アイスブレイク
2 インタープリテーション入門
3 干潟の自然観察指導・プログラムづくり
4 海辺の自然理解（地引網体験）
5 干潟の自然観察実習
6 海洋生物と環境の知識
7 生涯（障害）スポーツ概論
8 海辺の安全管理講習（講義編）
9 海辺の安全管理講習（ライフセービング）
10 スノーケリングの技術
11 海洋スポーツ実習①（スノーケリング・カヌー）
12 海洋スポーツ実習②（スノーケリング・カヌー）
13 海辺のルールとマナー
14 海辺の自然体験活動概論
15 ふりかえり・CONE申請
16 クラス別ガイダンス（授業の流れの説明、班分け、諸注意）
17　前期リーグ戦（班毎の戦力分析・自班の分析）（1）
18　前期リーグ戦（班毎の戦力分析・自班の分析）（2）
19　前期リーグ戦（班毎の戦力分析・自班の分析）（3）
20　前期リーグ戦（班毎の戦力分析・自班の分析）（4）
21　前期リーグ戦（班毎の戦力分析・自班の分析）（5）
22　個人プレーの練習（班毎に作成したメニューに従って行う）（1）
23　個人プレーの練習（班毎に作成したメニューに従って行う）（2）
24　個人プレーの練習（班毎に作成したメニューに従って行う）（3）
25　後期リーグ戦（1）
26　後期リーグ戦（2）
27　後期リーグ戦（3）
28　後期リーグ戦（4）
29　予備日（講義、他）
30　予備日（講義、他）

学ぶ上での注意・担当教員からの希望

服装、更衣、用具、他については、履修登録時に詳しく説明する。また、履修クラス決定後、担当者よりクラス別にガイダンスを行う。 Fクラスは定員15名程度とする。また、集中講義部分（5/30（土）、6/13（土）、6/27（土）、7/11（土）、7/12（日））は、知多郡美浜町および南知多町で開講し、現地、もしくは最寄駅への集合を基本とする。詳しくは履修登録時に説明する。なお、教員免許を取得希望の学生は、必ず1年次に履修すること。

本科目の関連科目

健康科学(1年次開講科目)、障害者スポーツ,加齢体力論(3年次開講科目)、バイオメカニクス(4年次開講科目)

成績評価の方法

課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
その他

0％
0％
0％
0％
100％

成績は出席を最重要視する。10回以上欠席すると、成績評価の資格を失うので注意すること。

テキスト

□テキストを使用する
□レジュメを使用する
□未定（最初の授業で指示する）