科目名 地域経済論

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
4 3 前期開講 加茂 浩靖

テーマ
日本の地域構造と経済立地論

科目のねらい
<キーワード>
地域間格差  地域構造
経済立地論  日本
身近な地域

<内容の要約>
地域経済学は、 地域経済の空間構造の法則性を解明し、 地域問題の原因と解決策を追及する学問である。 個々の地域が国際的な競争に直面している現代においては、 経済活動の空間的な特性を踏まえながら地域の独自性を追求することが求められる。 このためには地域経済の基本的な構造や変化のメカニズムを理解することが不可欠である。 この授業では主として、 日本の地域構造、 地域格差、 経済立地論等を学習するとともに、 身近な地域が抱える課題と展望について考える。

<学習目標>
地域構造論、 経済立地論等の学習を通じて、 地域経済の基本的な構造や変化のメカニズムを理解する。
身近な地域問題への関心が高まり、 その解決のために意欲的に取り組む、 あるいは実践的な行動をとる等の積極的態度を身につける。

授業のながれ
1. 地域経済学の課題
2. 地域の概念
3. 地域経済の開放性とグローバル化
4. 地域政策としての国土計画の展開
5. 全国総合開発計画
6. 産業構造の変化と日本の地域構造
7. 東京一極集中
8. 中心・周辺的地域構造−世界システム論の考え方−
9. 国民経済と地域経済
10. 地域所得の考え方
11. 地域所得の計算
12. 日本の地域間格差
13. 地域間所得格差
14. 福祉の地域間格差
15. 中間試験
16. 経済立地論の基礎
17. 農業立地論
18. 工業立地論
19. 商圏の分析
20. 中心地論と都市システム
21. 日本の都市システム
22. 都市の成立
23. 集積の経済
24. 経済のグローバル化と産業空洞化
25. 新しい産業地域
26. 内発的発展と外来型開発
27. 身近な地域を考える1−名古屋大都市圏
28. 身近な地域を考える2−小規模都市の都市問題
29. 身近な地域を考える3−中山間地域の再生
30. まとめ

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
この授業では、 講義以外にも計算問題演習、 グラフや地図の作成等の作業を行う。 地図や色鉛筆等の持参が必要な場合には、 授業中に指示する。 受講者の理解度を把握するため、 授業時間内に適宜理解度テストを実施する。

本科目の関連科目
「経済理論T」 「経済理論U」 「地域学」 「地域研究」 「都市経済学」

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
10%
10%
30%
30%
20%
中間試験・定期試験の結果、 出席状況、 授業中の理解度テストおよび課題の提出状況により成績評価を行う。  中間試験は 15 回目に実施する予定である。

テキスト
□テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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