科目名 日本経済史

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
4 1 前期開講 荒武 賢一朗

テーマ
日本経済の歴史を学ぶ:経済の歴史を通じて、物事を論理的に考える能力を身につける。

科目のねらい
<キーワード>
経済の歴史  生産・流通・消費の関係
過去と現代の関係

<内容の要約>
日本経済の歴史に注目して、各時代の政治や社会の状況を合わせて考えながら、生産・流通・消費の関係などを中心に学ぶ。とくに「ものづくり」の実態や、どのように経済のシステムができあがったのかなど、過去の経験は現代社会につながるという意識をもって、さまざまな課題に取り組みたい。

<学習目標>
日本経済の歴史を学ぶことで、「歴史の見方」を養うことができる。
歴史的事実を学びながら、自らの視点で歴史を読み解くことができる。
いくつかの事例を関連させながら、物事を論理的に考えることができる。

授業のながれ
ガイダンス:経済史研究の方法
古代・中世の生産技術
貨幣の登場
中世の貨幣流通
中世の商品流通
石高制の成立
近世の商品市場
近世の貨幣制度
環太平洋の経済交流
蝦夷地・琉球の経済的役割
歴史人口学の成果
近世商品市場の変化と地域市場
商人の活動
幕末の開港
幕末の国内流通
中間試験
近世商品流通の終焉
授業前半のまとめ
近代・現代の経済システム
明治維新による新しい「経済」の登場
外国人居留地の役割
明治初期の貨幣制度
松方財政の特徴
産業革命と鉱山業
産業革命以降の都市と農村
第一次世界大戦と日本経済
世界大恐慌と20世紀システム
戦後の混乱と経済再建
高度経済成長
本講義のまとめ

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
テキストを中心に授業を進めます。積極的な授業への参加はもちろん、その後の復習を意識してください。また、授業内容を理解できるよう必ずノートをとってください。

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
0%
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40%
40%
20%
毎回授業の感想や受講生自身の意見などを求める。出席数が3分の2未満の者に単位を与えない。私語厳禁はもちろん、授業態度の悪い者は減点と同時に当日の出席点を認めない。「その他」(20%)には、授業への積極的な取り組みなどを評価に含める。

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>浜野潔ほか著 <テキスト名>「日本経済史 1600-2000 ―歴史に読む現代―」 <出版社>慶應義塾大学出版会



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