科目名 居住福祉と都市開発

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 後期開講 吉村 輝彦

テーマ
居住福祉の観点から開発・まちづくりのあり方を考える

科目のねらい
<キーワード>
居住福祉  人間居住
まちづくり  国際地域開発

<内容の要約>
「福祉」 「居住福祉」 「人間居住」 等の概念の多様性を理解し、 そこからまちづくり、 都市計画や地域開発の実態を見るとともに、 そのあり方を構想する。  「居住福祉」 や 「まちづくり」 「都市計画・地域開発」 の枠組みに関する基本概念を踏まえ、 都市・地域社会の問題について分析・把握する。 実際に地域に関わる具体的問題を事例として取り上げ、 問題解決の方法について理解を深める。

<学習目標>
・「居住福祉」 の概念を理解し、 説明できる。
・「居住福祉」 の視点から、 まちづくり・地域づくりの現場を理解し、 説明できる。
・「まちづくり」 の今日的な流れを理解し、 説明できる。

授業のながれ
1. イントロダクション
2. 居住福祉の概念
3. 居住福祉の概念
4. 人間居住に関わる世界的動向 (1)
5. 人間居住に関わる世界的動向 (2)
6. 国際地域開発と居住、 人間の安全保障 (1)
7. 国際地域開発と居住、 人間の安全保障 (2)
8. 居住福祉とまちづくり、 都市計画 (1)
9. 居住福祉とまちづくり、 都市計画 (2)
10. まちづくり・地域づくりの実際 (1)
11. まちづくり・地域づくりの実際 (2)
12. 都市計画や都市開発の仕組み
13. 住民参加と支援的政策環境の形成
14. まちを育んでいくこと
15. まとめ

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
課題導入のための講義は行うが、 適宜配布する資料や文献、 また、 現場感覚を活かした学生諸君のグループ討論、 発表ならびに議論を主体にした演習的な講義としたい。 つまり、 必ず討論、 発表する機会があります。 その意味で、 問題意識を持って参加することが求められます。 日頃から新聞記事やインターネット等で今何が起こっているかについて興味を持つこと。 そのことで、 関心度が高まり、 学習意欲が持てるようになります。  授業外で、 文献レビュー、 インターネット検索、 現場へのフィールドワーク、 グループ討論の実施、 そして、 発表の準備が求められます。

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
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日常の学習の積極性 (課題についての発表と、 グループ討論、 発表、 議論への参加) と最終レポートの内容とを合わせて評価する。 (概ね、 出席点 30 点、 学習の積極性 30 点、 レポート 40 点)

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>ホルへ・アンソレーナ他 <テキスト名>「スラムの環境・開発・生活誌」 (1992) <出版社>明石書店
<著者>穂坂光彦 <テキスト名>「アジアの街 わたしの住まい」 (1994) <出版社>明石書店
<著者>岩崎駿介他  大本圭野・戒能通厚編  内田勝一・平山洋介編  早川和男  早川和男・野口定久・武川正吾  日本住宅会議編 <テキスト名>「人間居住キーワード事典」(1995)  「講座 現代居住1 歴史と思想」 (1996)  「講座 現代居住5 世界の居住運動」 (1996)  「居住福祉」 (1997)  「居住福祉学と人間」 (2002)  「住宅白書 2000〜21 世紀の扉をひらく」 (2002) <出版社>中央法規  東京大学出版会  東京大学出版会  岩波書店  三五館  ドメス出版



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