日本福祉大学

科目名	健康科学

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
2	1	前　期	岡　川　　　暁

テ｜マ	“健康であること”とからだの“つくり”との関わりを探る

科目のねらい

＜内容の要約＞
【キーワード】健康、機能解剖学、運動生理、筋生理
　“運動すること”とは、“からだ”に対してある種の“働きかけ”をすることである。この“働きかけ”に応じて、“からだ”は変わって行く。心肺機能・筋肉・骨等、変わるものはさまざまである。本講義では、“運動すること”により“からだ”が変わっていくプロセス・効果的な“からだ”の変えかたに主として焦点を当てて“からだ”の“つくり”を探る。
　まず、“健康を科学するとは？”という話から始め、主として“ちから強さ（筋力・瞬発力）”に関連する事項を、“からだ”の“つくり”にかなった、合目的的なトレーニング法などをも含めて取り上げる｡
＜学習目標＞
（1）運動と身体との関わりに対する理解が深めることができる。
（2）健康の維持・増進に関する基礎的な知識を習得することができる。
（3）身体の構造と障害との関連に対する理解が深めることができる。

授業のながれ

1 　健康を科学するとは?
2 　レクリエーションと健康
3 　健康と動機づけ
4 　体力とは？、体力を"はかる"とは?
5 　エネルギー供給機構
6 　酸素摂取量と最大酸素摂取量
7 　身体組成
8 　機能解剖学（四肢のつくり・動き、体幹のつくり・役割） 9 　スポーツ障害① （上肢・肩・首）
10　スポーツ障害② （下肢）
11　スポーツ障害③ （腰）
12　筋肉（筋の構造、筋長と筋力の関係、伸張反射、パワー）
13　レジスタンス・トレーニング① （トレーニング理論・方法）
14　レジスタンス・トレーニング② （トレーニングの実際）
15　まとめ

学ぶ上での注意・担当教員からの希望

　障害者スポーツ指導員（初級）の資格取得を希望する学生は必ず受講すること。出席を重要視するので、毎回必ず出席すること。また、三角関数および力学（ともに高校程度）を理解していることが望ましい。
＜本科目の関連科目＞　
スポーツと健康（障害者スポーツ、 1 年次開港科目）、障害者スポーツ、加齢体力論（以上 3 年次開講科目）

成績評価の方法

課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
その他

50％
0％
0％
50％
0％

　筆記試験またはレポート試験を行う。また、毎回ミニレポートを書いていただく。これは、受講者の意見・経験等を書いていただくためなので、予め了承されたい。

テキスト

□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定（最初の授業で指示する）

　レジュメを使用して講義を進める。参考書籍、他は講義中に適宜紹介する。