日本福祉大学 福祉経営学部

総合演習V (101)
〈教職課程〉

単位数 学年配当 開講形態 教員名
2
2
半期
生 江   明

テ|マ 総合的な学習−世界を読み解くために

科目のねらい
【キーワード】 課題の発見 主体的な探求 地域社会を読み解くことが世界を読み解くことにつながる 
グループで考え、 検討し、 伝え合い学ぶこと 多角的な検討、 多様な立場を理解すること
 <内容の要約> 
 学校教育の中で 『総合的な学習』 科目が設定された。 本演習は自らが子どもたちになり調べ、 そしてまた教師としてどのような指導を行うかを学ぶものである。 教えたがり、 答えを与えたがりの教師には極めてやりにくい科目である。
 本演習は、 多角的な視点多様な立場という学際的なアプローチという意味での学際的な総合化と、 それらを総合化する子どもたちの主体形成という意味での総合化という観点から、 演習学生の実践的な試みの中でその手法を含めて学ぶものである。
  <学習目標> 
1. 課題とは与えられるものではなく発見するものであること
2. 知識は積み上げられるものではなく深められるものであること
3. 学校でしか学べないものは、 共同学習であること
4. 子どもたちの学びに学ぶ力が教師の指導力であること
5. 学べば学ぶほど深まるものは疑問と理解であること

授業のながれ
1. オリエンテーション
2. 学校教育と 『総合的な学習』 科目の位置づけ
3. 事例紹介 (その1)
4.   同上 (その2)
5.   同上 (その3)
6. 総合的な学習のデザイン
7. サブゼミグループによる 『総合的な学習』 (1)
8.    同上              (2)
9.    同上              (3)
10.    同上 (中間報告)         (4)
11.    同上              (5)
12.    同上              (6)
13. グループ学習報告会と検討会
14. 私の 『総合的な学習』 への提案 報告
15. まとめ

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
 与えられた 『正解』 と称されるものを覚えることは学力ではない。 なぜだろう?という自らの問い掛けに、 自分たちで答えることが本演習の基本である。 学ぶことがさらに未知の領域を増やしていく。 それは世界が深まり広がることを意味する。 その楽しさを体得することが本演習最大の課題である。
 <本科目の関連科目>
 あらゆる科目に関連する。

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他

40%


60%
 グループ研究を柱とするが成績は個人に属する。 これは 『総合的な学習』 科目と同じである。 期末レポートと、 グループ研究の成果から総合的に判断する。

テキスト □ テキストを使用する
■ レジュメを使用する
□ 未定 (最初の授業で指示する)



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