日本福祉大学 福祉経営学部

非営利組織会計

単位数 学年配当 開講形態 教員名
2
3
半期
橋 口   徹

テ|マ 公会計と非営利法人会計

科目のねらい
【キーワード】 公会計制度改革 予算・決算制度 自治体財政 公営企業 国民医療費 
<内容の要約> 
 非営利組織会計を構成する公会計と非営利法人会計を対象に、 現行の公会計制度および非営利法人制度の概要とその問題点について理解する。 とりわけ医療・介護の切り口から、 マクロ的視点からの医療・介護財政と、 ミクロ的視点からの医療法人会計、 社会福祉法人会計などとの関係について理解する。
 また、 公会計および非営利法人にかかる制度改革に関する様々な試みと議論の現状について理解し、 その課題を考える。 
<学習目標> 
・国・地方自治体の会計、 独立行政法人会計、 医療法人会計など、 企業会計以外にも、 様々な非営利組織会計が存在していることが理解できる。
・わが国における現行の非営利組織に関する会計制度の内容とその問題点が理解できる。

授業のながれ
1. 導入講義 (講義ガイダンス)
2. 公会計/非営利法人会計の基礎概念
3. わが国の中央政府会計制度−一般会計、 特別会計−
4. わが国の地方自治体会計制度−一般会計、 特別会計、 公営企業会計−
5. 公会計制度改革の新たな展開
6. 医療保険制度改革と地方財政
7. 特殊法人改革の展開と独立行政法人会計
8. 公益法人制度改革と改正公益法人会計基準
9. 平成 16 年改正病院会計準則の概要
10. 2006 年医療制度改革と病院経営
11. 診療報酬の包括化と病院の原価管理
12. 介護保険制度の展開と社会福祉法人会計
13. その他の非営利法人会計2
14. まとめ
15. 期末試験

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
・「授業のながれ」 に記載した講義内容はあくまで予定であり、 受講生の理解度等を勘案したうえで、 適宜変更する可能性あり。
・毎回の講義内容を復習すること。
・新聞等の経済記事や会計関係の情報をフォローするように努めること。
・本講義は、 原則として、 簿記の基本的構造を理解しているという前提で進める予定である。 
<本科目の関連科目>

 「基礎簿記」 「簿記演習T」 「会計学」 「財務会計」 「管理会計」

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他





 原則、 期末試験の点数を基礎として、 その他出席、 提出物等を勘案しつつ、 総合評価を行う。

テキスト □ テキストを使用する
□ レジュメを使用する
■ 未定 (最初の授業で指示する)
第 1 回目の講義で指示する予定。



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