日本福祉大学 福祉経営学部

福祉経営情報演習 (102)

単位数 学年配当 開講形態 教員名
2
2
半期
高 木 啓 輔

テ|マ 福祉経営実務に関するデータ分析とヴィジュアリゼーション (視覚化)

科目のねらい
【キーワード】 集計 分析 ヴィジュアリゼーション 
<内容の要約> 
 状況を理解し、 未来を予測し、 戦略的決定・行動をはかっていくためには、 その主体が企業であれ個人であれ科学する精神をもってデータの収集・分析をおこなうことが必要である。 われわれの主題とする福祉経営においても、 この作業のプロセスは諸々の決定における優先的処理事項として必要不可欠な領域である。 本演習ではこのような見地から、 表計算ソフト (Excel) を利用した基本的な分析の手続を学んでいく。 
<学習目標> 
・経営実務に関するデータ集計・分析の主要な範囲を理解し、 その基本的な処理を Excel でおこなうことができる。
・状況に応じて分析や表現の手法を選択したり組み合わせたりすることによって、 意思決定に必要な情報を導くことができる。

授業のながれ
1.   はじめに−福祉経営におけるデータ分析を考える−
2−4. グラフ・関数と基本統計量
     ・グラフの特性と関数の基本操作
5−6. クロス集計
     ・ピボットテーブル機能を使った多次元分析
7.   経営資源のデータ分析
     ・時系列データから傾向をつかむための手法
8.   市場環境のデータ分析@:競争
     ・ポートフォリオ分析とヴィジュアリゼーション
9−11. 市場環境のデータ分析A:顧客
     ・資源や努力の効率的な配分を探るための手法
12−14. 市場環境のデータ分析B:需要
     ・計画における予測と最適化
15.   まとめ・予備日

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
 Excel でおこなう具体的な操作例については、 あとから容易に確認・復習ができるようレジュメにおいて詳細な手順をフォローしていきます。 もっとも、 操作することだけにとらわれず、 自分の立場や視点から問題処理のための行動を発想していくこと、 そしてそのことを通じデータ分析の意義を確認するよう心がけてください。 
<本科目の関連科目>

 「情報処理演習」 「経営学」 に関連する科目

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
60%



40%
・演習で取り扱うテーマについて、 いくつかの課題があります。 課題では、 設定された問題を解決するための指針を自らの分析にもとづいて簡潔に提示してもらいます。
・演習の性格上、 出席状況および学習態度も評価の要素とします (40%)。 出欠の扱いについては履修規定を適用します。

テキスト □ テキストを使用する
■ レジュメを使用する
□ 未定 (最初の授業で指示する)
【備考】:・テーマごとにレジュメを配布します。
     ・参考文献を初回の演習で紹介します。



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