日本福祉大学 社会福祉学部

小 児 保 健

単位数 学年配当 開講形態 教員名
4
3
半期 (週 2 回)
堀内久美子・天野 敦子

テ | マ  子どもの健やかな成長を願って、 子どもの健康に必要なことを考える

科目のねらい
<内容の要約>
【キーワード】 子どもの発育発達 子どもの生活と健康 安全と応急処置 子どもの病気とその予防 
保育の中の保健管理と保健指導

 子どもの健康は、 小児期だけではなくその人の生涯にかかわっている。 どのような時代でも、 子どもを健やかに育てることは親や保育者の共通の願いであり責務であろう。
 「小児保健」 では、 小児期の発育発達の過程とそれに影響する要因、 病気や事故とその対応などについて学び、 保育所実習などで経験した子どもの姿と関連づけながら、 健康を守り育てる方策を考えていきたい。
<学習目標>
・子どもの特徴 (おとなとは異なる点) を説明できる。
・発育発達の原則と身体発達経過の概要を説明できる。
・子どものかかりやすい病気やけがのケアを述べることができる。
・子どもの健康状態の良否を見分ける視点を持つことができる。

授業のながれ
(前半:堀内久美子、 後半:天野敦子)
1. 小児保健の考え方
2. 小児保健の現状と課題 (2 時間)
3. 発育発達の考え方
4. 出生前期の発育発達
5. 新生児期の発育発達
6. 乳幼児期の発育発達
7. 子どもの生活と養護 (3 時間)
8. 集団生活の場の保健 (2 時間)
9. 子ども虐待の現状と防止への課題
10. 子どもの病気と手当 (3 時間)
11. 感染症とその予防 (2 時間)
12. 予防接種
13. 子どもの事故とその予防 (2 時間)
14. 応急処置 (2 時間)
15. 予 備           (他にゲスト講義 3 回あり)

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
1. 日常生活の中で、 子どもや自分の健康に関心を持ち、 健康に関する報道や種々の情報に注意を向けること。
2. 保育所実習の際に乳幼児の健康・安全面の配慮や指導内容に注意を向けること (授業中に具体的に指示する)。
3. 授業予定に基づいて予習し、 授業時に質問すること。
4. 出席を重視する。 遅刻をしないように努めること。
<本科目の関連科目>
 小児保健実習

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
その他(出席)
30%

30%
30%
10%
 

テキスト ■ テキストを使用する
□ レジュメを使用する
□ 未定 (最初の授業で指示する)
天野敦子・堀内久美子ほか 『子どもの保健―理論と実践―』 日本小児医事出版社



(C) Copyght 2006 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。