日本福祉大学

日本福祉大学　社会福祉学部

障害児教育方法論

単位数	学年配当	開講形態	教員名
4	3	半期（週 2 回）	伊勢田　　　亮

テ｜マ	障害児の身体と表現

科目のねらい

＜内容の要約＞
【キーワード】　身体　身体発達　身体意識　動作模倣　表現活動
　身体の発達と表現との関係には密接なものがあります。ところが障害のある子どもの身体の発達にはさまざまな問題があり、表現そのものが歪んだり不規則だったりします。そこで、障害の身体について多角的に分析しながら、表現活動の在り方を探ります。また、後半からは実技を取り入れ、体験的に学びます。
＜学習目標＞
・障害児の身体発達について視知覚や身体意識、調整力の発達との関係で分かる。
・身体発達と表現との関係について遊びや造形、劇などの活動を例にして分かる。
・実技を通して自分の表現力を高めると共に身体を通して相手と関わる力を高める。

授業のながれ

１．オリエンテーション
２．障害児の身体
３．障害児の運動能力
４．障害児の身体発達と発達の層化現象
５．障害児の運動発表と運動
６．身体発達と表現
７．身体発達と遊び
８．身体発達と造形的表現
９．身体発達と演劇的表現
10．感覚・知覚の障害と表現
11．感覚・知覚を高める表現活動の方法
12．表現能力の発達過程
13．ことば獲得以前の子どもと表現活動
14．ことば獲得以後の子どもと表現活動
15．生活年齢と表現活動
１．リズム運動と野口体操
２．発声と呼吸の方法
３．イメージの世界に遊ぶ
４．　　　　〃
５．絵本の世界に遊ぶ（読み聞かせ）
６．　　　　〃　　　（劇遊び）
７．身体表現（無対象行動）
８．　〃　（風と木）
９．　〃　（風と木）
10．音楽による身体表現（イメージをつくる）
11．　　　　〃　　　　（ストーリーをつくる）
12．　　　　〃　　　　（演ずる）
13．　　　　〃　　　　（　〃　）
14．発表会
15．　〃

学ぶ上での注意・担当教員からの希望

・身体表現についての基本文献（千田是也著『演劇入門』岩波書店）を読んでおいて下さい。
・障害児教育実習への応用可能です。
・実技では恥ずかしがらずに積極的にやって下さい。
＜本科目の関連科目＞
　芸術と人間　こころとからだ

成績評価の方法

課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
その他

％
60％
％
％
40％

　毎回出席をとります。
　特に実技は重視します。

テキスト	■ テキストを使用する ■ レジュメを使用する □ 未定（最初の授業で指示する）	伊勢田　亮『障害児の演劇教育研究』