日本福祉大学

日本福祉大学　社会福祉学部

精神保健福祉援助演習

単位数	学年配当	開講形態	教員名
2	4	通年	ク　　ラ　　ス

テ｜マ	精神保健福祉士に必要な視点と援助技術を学ぶ

科目のねらい

＜内容の要約＞
【キーワード】　精神保健福祉士　援助技術
　現場で働く精神保健福祉士として必要な技術を身につけるため、演習形式で面接技法・事例研究・その他プレゼンテーションなどに挑戦します。事例や実習での体験を通して、精神保健福祉士に求められている役割は何か、適切に応えられるための知識や技術、価値について学びます。与えられる指示や答えを待つのではなく自ら考え、それを他者に伝え、また他者から聴くことで考えを深め、お互いを成長させていく協働作業を体験します。
＜学習目標＞
・コミュニケーションスキルを向上させることができる。
・精神障害の基本的理解ができる。
・面接技法を知ることができる。
・精神保健福祉士の役割、視点、実践を知ることができる。
・精神保健福祉士の専門的価値について考えることができる。

授業のながれ

１．オリエンテーション
２．援助することについて
３．疾患と障害の理解
４．精神障害に付与されるスティグマについてグループ討議
５．当事者ゲスト講師より「PSW に期待すること」
６． PSW に必要な資質についてグループ討議
７．自己覚知
８．精神保健福祉士の姿勢についてグループ討議
９． 9 回目；事例に触れる
10．面接技法①
11．面接技法②
12．面接技法③
13． PSW ゲスト講師より「医療機関で働く PSW の現状」
14．まとめ
15．予備日

１．実習体験の交流
２．実習体験の交流
３．実習体験の交流
４．事例報告・討議（実習から）
５．事例報告・討議（実習から）
６．事例報告・討議（実習から）
７．事例報告・討議（実習から）
８．事例報告・討議（実習から）
９．実習、事例検討を通して学んだことの振り返り
10． PSW ゲスト講師より「社会復帰施設で働く PSW の現状」
11．全体報告会
12． PSW ゲスト講師より「市町村における PSW の現状」
13．全体の振り返り
14．まとめ
15．予備日

学ぶ上での注意・担当教員からの希望

　実習の体験などを通して、精神保健福祉士に求められる視点、技術、知識を追求する場としたい。
　遅刻は厳禁。討論、ロールプレイ、事例検討、あらゆる場面において、自主的、積極的参加を期待する。
＜本科目の関連科目＞
　「社会福祉方法原論」「社会福祉援助技術演習」「精神保健福祉援助技術各論」「精神保健福祉援助実習」

成績評価の方法

１．出席回数が (全体の２/３)に満たないものは、評価対象外とする。
２．以下の項目を勘案し、 A　B　C　D で評価する。
　出席、レポート、小テスト、授業態度

テキスト	□ テキストを使用する ■ レジュメを使用する □ 未定（最初の授業で指示する）