日本福祉大学 社会福祉学部

福祉行財政論

単位数 学年配当 開講形態 教員名
2
3
半期 
石 川   満

テ | マ  社会福祉基礎構造改革と社会福祉の行財政について、 市町村・住民の立場から学ぶ

科目のねらい
<内容の要約>
【キーワード】 社会福祉基礎構造改革 介護保険制度・しょうがい者自立支援制度 社会保障給付費 
地方財政と市町村合併 社会福祉法
 この講義では、 国の社会保障給付費や国・地方の財政状況について最初に学びます。 次に、 社会福祉法について集中的に学びます。 介護保険制度の見直しや、 しょうがい者自立支援制度 (2006 年 10 月実施) についても、 制度のしくみや現状を確認します。 社会福祉サービスの実施主体は市町村ですが、 市町村合併や三位一体改革も進められました。 これらについても、 学びます。 いずれも、 ソーシャルワーカーとして知っておかなければならない事柄であり、 これらをわかりやすく学びます。
<学習目標
・社会福祉基礎構造改革がなぜ進められているかについて、 学ぶ。
・社会福祉の基本的基本事項を定めて社会福祉法について、 具体的に理解する。
・介護保険制度やしょうがい者の自立支援制度について、 現状を理解する。
・市町村合併が進められた背景や地方財政の現状を理解する。
・これらを通し、 ソーシャルワーカーとして必要や社会福祉の行財政の基礎的な知識を確かなものとする。 これは卒業後現場実践をするうえでも、 重要なことがらである。

授業のながれ
1. 本講義の狙いと概要
2. 社会保障給付費について
3. 国の財政危機について
4. 社会福祉基礎構造改革について
5. 社会福祉法について (社会福祉法を読む) (1)
6. 社会福祉法について (社会福祉法を読む) (2)
7. 介護保険制度について (1)
8. 介護保険制度について (2)
9. しょうがい者自立支援制度について
10. 老人保健制度について
11. 地方財政の現状について
12. 市町村合併について
13. 半期間のまとめ
14. 予備日
15. 試 験

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
 社会保障・社会福祉の制度、 法律、 財政、 現状や課題などについて、 自主的にも学ぶこと。 新聞・雑誌・インターネットなどで関連する情報を収集しておくこと。 後期の福祉計画論もできるだけ受講すること。
<本科目の関連科目
 福祉計画論

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他

10%

90%
 期末試験によるが、 数回の小レポート (出席の確認を兼ねる) の提出も求めます。
 昨年の試験は、 正誤問題 10 題、 社会福祉法・市町村合併などについての記述問題。

テキスト テキストを使用する
レジュメを使用する
未定 (最初の授業で指示する)
【備考】
 毎回の授業の時は必ず 「福祉小六法」 (みらい) を持参すること。 (社会福祉小六法 (ミネルヴァ) でも可)



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