日本福祉大学 社会福祉学部

経 済 学

単位数 学年配当 開講形態 教員名
2
2
半期
肥 塚 文 博

テ | マ  経済の仕組みを知り、 “経済学的”な発想法を獲得すること

科目のねらい
<内容の要約>
【キーワード】 Economics⇔Oikonomikos プロフェッショナリズムを身に付ける 「リスクを取る」 という思考方法 グローバリゼーションの光と影 競争=市場原理 vs. 共存・融和
 明治開国の頃、 欧米から輸入された新しい学問“Economics”に、 漢語の 「経世済民=民の暮らしをよくするように国を治める」 という意味合いの言葉が翻訳語として選ばれた。 そのことからも解かるように、 経済学はギリシア語の 「共同体の在り方」 を考えると言う意味での Oikonomikos から産まれた学問なんです。
 そんな原点に立ち返りながら、 いま日本経済が直面している諸課題に取り組み、 解決への道筋を一緒に考えて行きましょう。
<学習目標>
 そう遠くない将来、 皆さんは経済社会の第一線に立っているはずです。 そこで直面する諸課題に対して、 臆したり、 ひるんだりすることなく、 堂々と立ち向かえる力、 つまり 「最低限度の経済知識と発表能力」 を、 いまこの時期に身に付けて欲しい。 だから、 遊び半分ではなく、 腹を決めてこの授業についてきてください!他人のためではなく、 自分自身の将来のために……。  

授業のながれ
1. はじめに 「なぜ、 経済学を学ぶのか!」
2. テキスト最終章 「競争か共存か」
3. テキスト第三章 「払うのか、 取られるのか……税金の話」
4.   続  き
5. テキスト第一章 「お金の正体……貨幣と信用」
6.   続  き
7. テキスト第五章 「お金が国境をなくす……円・ドル・ユーロ」
8.   続  き
9. テキスト第六章 「強いアジア、 弱いアジア……アジア経済の裏表」
10.   続  き
11. テキスト第九章 「人間とは 『労働力』 なのか……労働と失業」
12.   続  き
13. テキストを離れて;その@ 竹中平蔵論
14.   同  上   そのA 2007 年問題
15. まとめ=期末試験準備のために……

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
 予習として;毎日、 必ず新聞 (スポーツ紙を除く) 一面記事を、 “一項目だけでいいですから”精読してきてください。 “精読”ですから、 解からないところを読み飛ばしてはいけません。 疑問箇所は、 仲間と一緒に、 いや自分ひとりで調べる習慣を付けること。 授業時間内に、 順不同で発表し、 採点します。 ★私語厳禁!
<本科目の関連科目
 ◎政治経済分野の科目は、 出来るだけ多く履修してください。 この講義で学んだことが、 キット役に立つし、 応用出来ます!

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他




 期末テスト 60%、 中間段階でのミニテスト 20%、 発表能力チェック 20%。
 授業に出席するのは当然ですから、 出席点はゼロです。 逆に、 無断=理由のない=欠席は上限 30%の範囲内で減点します!

テキスト ■ テキストを使用する
□ レジュメを使用する
□ 未定 (最初の授業で指示する)
 佐藤雅彦&竹中平蔵 「経済ってそういうことだったのか会議」
 日本経済新聞社・ビジネス人文庫版 ¥600



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