日本福祉大学

日本福祉大学　経済学部

地域経済論

単位数	学年配当	開講形態	教員名
4	2	半期（週 2 回）	西　山　敦　士

テ｜マ	地域経済をとおして日本経済のあり方を考える

科目のねらい

＜内容の要約＞
【キーワード】　地域　まち　日本経済　地域の姿　経済政策
　日本経済とはなんでしょうか？多くの人が考える「日本経済」とは、東京や大阪・名古屋などの高度に産業化された大都市でしょう。同時に、過疎にあえぐ地域も「日本経済」を構成しています。私たちが暮らす日本という国は多くの異なる性格を持った地域が集まることにより成立しています。本講義では、私たちが普段生活をしている地域の姿を考えることにより、日本経済のあり方、その中で暮らす我々自身のあり方、について考えていきます。
　知識を与える授業ではなく、ともに考える授業にしたいと思っています。学生諸君の積極的な反応と参加を希望します。
＜学習目標＞
　わたしたちの生活の単位である地域経済のありかたについて考える力を身につける。
　経済学を基にした視点で、実社会を考える力を自分のものにする。

授業のながれ

１．地域とは何か？
２．日本経済のあゆみ―敗戦から高度成長まで
３．都市と農村の格差
４．格差是正のために―地域開発政策
５．第一次全国総合開発計画
６．新全国総合開発計画
７．第三次全国総合開発計画
８．第四次全国総合開発計画
９．先進国になった日本と、地域経済
10．バブル景気と、地域経済
11．失われた 10 年と、地域経済
12．疲弊した日本と、地域経済の意味
13．バブル以降の地域経済
14．行財政改革と地域経済
15．これからの地域経済

学ぶ上での注意・担当教員からの希望

・自ら考え、学ぶ意欲のある学生を希望します。
・学生の皆さんの希望を取り入れます。毎回のアンケート・教員へのメールなどで積極的に教員に希望を伝えるようにしてください。
・教員との連絡は、メールで　nsym_ck@yahoo.co.jp

成績評価の方法

課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
その他

10％
10％
20％
60％
％

　レポート、試験の結果を総合的に勘案します。
　なお、出席は毎回とりますが、出席点はありません。
　丸暗記した知識は問いません。授業で紹介した事例を基に考えた結果を求めます。

テキスト	□ テキストを使用する □ レジュメを使用する ■ 未定（最初の授業で指示する）