科目名 環境情報システム

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2
3
前 期
大 場 和 久

テ | マ  環境問題をシステム論的に捉える

科目のねらい
<内容の要約>
【キーワード】 環境システム 環境モデル LCA 環境問題
 環境問題は多くの事柄が複雑に関わっている。 環境問題に配慮した意思決定を行うためには、 企業や個人の行動、 地方自治体や国の方針が環境に与える影響を定量化する必要がある。 製品の製造・使用・廃棄に係わるすべての工程での資源の消費・排出物量を計量し、 環境への影響を評価する方法であるライフサイクルアセスメント (LCA) はその一例である。 本講義では環境問題をシステム論的に捉える方法を紹介する。
<学習目標>
 本講義では環境情報の収集、 データベースのような情報を扱う枠組み、 騒音と大気汚染といった質や尺度の異なる環境情報の考え方、 環境情報を利用した環境負荷計算や予測モデルなど、 環境問題における情報の考え方、 扱い方について学習する。 また、 環境の評価システムや意思決定支援システムにおける環境情報の役割について学ぶ。

授業のながれ
1 講義の概要、 環境問題と情報システム
2 環境問題の分類
3 環境システムに必要な情報と収集方法 (1)
4 環境システムに必要な情報と収集方法 (2)
5 予測モデル (1)
6 予測モデル (2)
7 予測モデル (3)
8 ライフサイクルアセスメント (1)
9 ライフサイクルアセスメント (2)
10 ライフサイクルアセスメント (3)
11 環境に配慮した意思決定 (1)
12 環境に配慮した意思決定 (2)
13 環境に配慮した意思決定 (3)
14 まとめ
15 試験

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
 課題は遅滞なく提出すること。 他の受講生の迷惑になる行為 (私語、 講義中に席を離れるなど) は厳禁。
<本科目の関連科目>
 
 持続可能な都市づくり、 都市生態系の保全、 くらしと環境、 環境マネジメント、 環境リスクの管理、 環境経営、 環境政策と環境計画、 環境保全と経済、 資源とエネルギー、 森林の保護

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
30
0%
0%
60%
10%
 課題と定期試験を総合して判断する。

使用テキスト
□テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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