日本福祉大学 福祉経営学部

ボランティア論

単位数 学年配当 開講形態 教員名
2
1
半期
畠   博 之

テ | マ  ボランティア―慈善から共生へ

科目のねらい
<内容の要約>
【キーワード】 自発性・無償性・公共性 市民活動・NPO・NGO 国際協力と国際ボランティア 
南北問題と国際協力 開発・人権問題とボランティア

 ボランティアには多様な実践活動、 理論的アプローチが存在する。 本講義では、 基礎的な知識と歴史を踏まえて、 共生社会を生み出す原動力としてのボランティアのあり方を検討する。
 特に国際協力の場面において陥りがちな慈善、 自文化中心主義を乗り越え、 社会参加、 多文化共生を目指すボランティアのあり方を探る。
<学習目標>
・ボランティアの基本条件である 「自発性」 「無償性」 「公共性」 の意味を理解し、 多様な実践活動の意義を説明できる。
・市民活動、 NPO・NGO 活動とボランティアとの関連を理解する。
・南北問題を理解し、 国際協力の意義とそのあり方を考える。
・途上国の開発問題や人権問題を理解し、 国際ボランティアのあり方を考えることができる。

授業のながれ
1. 「ボランティア」 とは何か
2. 「ボランタリーな活動」 の種類と歴史
3. ボランティア活動の今日的役割
4. ボランティアにおける組織をめぐる諸問題
5. 市民活動と NPO
6. 国内におけるボランティア活動の課題
7. まとめと中間レポート
8. 国際ボランティアとは何か
9. 南北問題と国際協力
10. 国際協力とボランティア
11. 開発とボランティア
12. 開発の現実と教育開発ボランティア
13. 人権とボランティア
14. ボランティアをめぐる現状と課題
15. まとめ

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
 なるべく、 事例を多く紹介して講義を進めるが、 学生諸君のボランティア経験等にもとづく質問を期待したい。 新聞等を通じて海外のボランティア活動にも関心を持ってもらいたい。

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
30%

20%
50%
講義ごとのミニレポート (30 点)、 中間レポート (20 点)、 期末レポート (50 点) から総合判断する。

テキスト テキストを使用する
■ レジュメを使用する
□ 未定 (最初の授業で指示する)
 



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