日本福祉大学 経済学部

地域金融

単位数 学年配当 開講形態 教員名
2
3
後期
谷 地 宣 亮

テ | マ 地域金融について考える

講義のねらい
 地域金融とは、 「地域 (国内のある限られた圏域) の住民、 地元企業及び地方公共団体等のニーズに対する金融サービス」 (金融制度調査会金融制度第一委員会中間報告、 1990 年 7 月) のことです。 地域金融の担い手としての地域金融機関とは、 「一定の地域を主たる営業基盤として、 主として地域住民、 地元企業及び地方公共団体等に対して金融サービスを提供する金融機関」 (同) であり、 具体的には、 地方銀行、 第二地方銀行、 信用金庫、 信用組合、 農業協同組合などです。 本講義では、 地元企業の再生、 地域経済の活性化、 地域貢献などを目指している地域金融機関の取り組み、 中小企業の資金調達の現状などについて考えていきたいと思います。 ときには金融機関や企業からゲスト講師をお招きしたいとも思っています (2004 年 12 月現在、 交渉中)。

講義のながれ
以下の内容を 10 数回にわたって講義します。
1回目の講義で詳しい資料を配布します。
 1. 金融とは
 2. 地域金融 (機関) の役割
 3. 地域金融機関の取り組み
 4. 中小企業の資金調達
 5. NPO の資金繰り

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
 日頃から日本経済新聞あるいは全国紙の経済面を読むよう心がけてください。
 「金融論」 の単位を取得済みであるか、 各自で 『金融論』 というタイトルのついたテキストを1冊読んでおくことが望ましい。
 私語、 携帯電話の操作、 飲食、 頻繁な入退室、 帽子をかぶったままの聴講を禁止します。 注意に従わない場合には退室を命じます。

成績評価の方法
 期末試験のみで評価する。

テキスト 使用しない



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