日本福祉大学 経済学部

金 融 論

単位数 学年配当 開講形態 教員名
4
2
前期 (週 2 回)
谷 地 宣 亮

テ | マ 金融の仕組みと理論を学び、 現実の金融問題を考える

講義のねらい
 「金融」 = 「おカネもうけ」 ?
 「自分とは遠い世界の話」 ??
 世の中のおカネを有効利用するしくみ、 これが 「金融」 です。 「金融のしくみ」 や 「金融 (政策) の理論」 を知っておくこと、 いまやこれは普通の人が備えておかなければならない“生活の知恵”です。
 本講義の目的は、 現代人にとって常識となった金融の基礎知識を習得すること、 そして習得した基礎知識を使って現実の金融問題を考えることです。

講義のながれ
以下の内容を 20 数回にわたって講義します。 1回目の講義で詳しい資料を配布します。
1. 金融とは
2. 貨幣
3. 金利
4. 直接金融と間接金融
5. 金融市場
6. 金融機関
7. 情報の非対称性と金融
8. 金融政策
9. 信用秩序の維持政策
10. 現代の金融問題 (不良債権問題、 ペイオフ、 量的緩和政策など)

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
 日頃から日本経済新聞あるいは全国紙の経済面を読むよう心がけてください。
 「証券論」、 「金融システム論」、 「金融ポートフォリオ」、 「地域金融」 など金融系の科目を履修したいと考えている人は、 本講義によって金融の基礎知識を身につけておくことをすすめます。
 私語、 携帯電話の操作、 飲食、 頻繁な入退室、 帽子をかぶったままの聴講を禁止します。 注意に従わない場合には退室を命じます。

成績評価の方法
 中間試験 50 点、 期末試験 50 点の合計で評価する。

テキスト 家森信善 『はじめて学ぶ金融のしくみ』 中央経済社



(C) Copyright 2005 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。